代表挨拶
モリスは、ミャンマー産の天然無処理で美しいルビーをお届けするジュエラーとして、2000年に紅葉で有名な京都東山東福寺の隣で創業しました。
宝石を扱うジュエラーは、100年経っても、200年経っても変わることなく輝き続けるお宝に触れながら、「美しいこと」とは何かを問い続ける仕事です。
宝石は分かりにくいモノです。
見た目は綺麗でも、実は宝石としての価値は無かった、という悲しい話も多いのが残念です。触れる人の心によって、ルビーは美しくも醜くもなると感じます。だからこそ、宝石ルビーに触れる私たちは、経営に「美しさ」を求めていきます。宝石には経年変化はありません。1000年以上大切にされてきたルビーを見ると、人間の一生など短く、ルビーと比べると瞬く間のことです。しかしそれと同時に、大切にされ受け継がれてきたルビーが、その時々の持ち主のことを覚えているように感じました。次に持つ人、受け継ぐ人を想う気持ちをルビーは忘れないとしたら、いい思い出を詰め込んであげたい。だから、モリスルビーは、受け継がれる瞬間を鮮やかに輝やかかせる、価値の高い宝石でありたいと思います。
採掘の現場から皆さまのお手元まで、皆さまの大切な思い出を詰め込んでいただくにふさわしいルビーの宝探しをお手伝いします
企業理念

思想
地球は宝もの…ルビーも宝もの… 美しく磨いて次の世代へ受け継いでゆく、この私たち人類に課せられたテーマを宝石文化で実現していきます。
ビジョン
お金は人の信用とし、本質的価値創造に挑戦し、経営に「美しさ」を追求します。
アクション
宝石ルビーをお預かりするに相応しい立ち振る舞いと「明るく、元気に、もう一歩」を合言葉に、グローバルに行動していきます。
事業内容
ミャンマー産ルビーの採掘の現場での品質判定、原石の選別、研磨等の加工及び貴金属加工、輸出入手続き、小売及び卸売販売、買取も含めた還流市場での売買
株式会社モリスは2000年に設立されたミャンマー産天然無処理ルビーの専門店です。2007年から2011年まで自社のミャンマー最北部カチン州Nam-Yaルビー鉱山で採掘を行いました。
その後も、鉱区からヤンゴンにあるルビー研究所、研磨工房、ジュエリー工房を経て、お客様のお手元まで一貫した品質管理を行っております。
弊社の事業内容をご紹介いたします。

美しいルビーを採掘の現場からお客様のお手元までダイレクトにお届けするモリス独自のトレーサビリティ
次の世代に残るべき美しいルビーをお届けするためにルビーに関わるすべてを自社で一貫して行います。


ルビーの採掘
モリスルビーはナヤン鉱区、モゴック鉱区で採掘されます。自社で採掘を始めた理由は、本物のルビーの希少性を立証するため、お客様にお持ちいただくルビーを土の中から自社で管理し、保証するためです。

ルビー研磨工房
ルビーは職人が一石ずつカット研磨します。天然のルビーは個性があり、石との丁寧な対話によって磨かれていき、ストーリーが生まれます。

モリスルビー研究所
モリスでは、すべてのルビーのインクルージョンを顕微鏡で観察し、その拡大写真をファイルしております。約5万枚以上(2019年現在)のデータを管理しており、そのデータを基にルビーの研究を続けています。

品質保証書の発行
宝石種/原産地/処理の有無/美しさ/色の濃淡/欠点/サイズをチェックすることで品質を判定し、すべてのルビーにシリアルナンバーがついた「品質保証書」を発行します。

ジュエリー製作工房
ミャンマー現地法人「Mori’s Myanmar」でジュエリーの製作工房があり、ルビーをジュエリーに仕上げています。

モリス京都三条本店/銀座店
京都三条本店、東京銀座店の直営店に加えて、全国に20店舗の特約店があり、皆様にモリスルビーをお届けしています。ルビーそれぞれの個性をお伝えし、相性ピッタリの「私のルビー」を探すお手伝いをします。

還流市場で高い評価を得ること
2017年ニューヨークで開催された高級美術品オークション「サザビーズ(Sotheby’s)」に出品され、予想を超える落札価格を記録しました。経年変化のないルビーは、いつか次のオーナーさんへ受け継がれていきます。
ルビーの内なる世界…インクルージョン

顕微鏡を覗くとルビーの内側にアートのように広がるもう一つの世界、インクルージョン(内包物)
天然無処理で美しいルビーのインクルージョンは、自然が育んだ個性であり、私たちに指紋があるように、ルビーにも一つひとつ違うそれがあります。
市場のルビーのほとんどが、外観を改良する理由で加熱などの処理がされたものですが、人為的に加熱処理をするとインクルージョンは壊れてしまいます。
すべてのモリスルビーの保証書に、このインクルージョンの顕微鏡拡大写真を添付しています。ルビーの個性であり、もう一つの魅力であるインクルージョンをお楽しみ下さい。