

実は最近、ダイヤモンド以外の婚約指輪を選ばれる人が増えているのを知っていますか?かつてはダイヤモンドの婚約指輪を贈る方が多かったのですが、インターネットの普及により伝統的な婚約指輪の形を知ったという人が増えてきたのかもしれません。実は抑えておかないと後悔することもあるので、知っておいてほしい情報があります。
「婚約指輪は給料の3ヶ月分」という言葉を聞いたことはありますか?
過去に日本で展開した広告の文言です。「婚約する時は出来るだけ高いダイヤモンドを彼女に贈るのが当たり前」という概念を日本人に刷り込んだ広告です。実は、プロモーション展開する前は、婚約者にダイヤモンドリングを贈る習慣はありませんでした。それが、広告展開の成功で7割以上のカップルがダイヤモンドを購入することになりました。多くの人が広告戦略に乗ってしまったのです。
そもそも、ダイヤモンドは婚約指輪の王道ではなかった…
ローマの歴史書「プリニウスの博物誌」に登場します。そこには硬質な物質を表す「アダマス」という名前で記述され、遠い異国の地インドからもたらされる謎の硬い鉱石。カット技術がない当時は宝飾品としてよりも彫刻の道具として使かわれたり、原石のまま、魔除けやお守りとして男性が身に着けることが多かったようです。
伝統的に婚約指輪に使われていたのはルビー
愛を意味する赤い宝石、ルビー。ルビーはもともと価値の高い特別な宝石で王様の王冠に用いられる特別な宝石でした。その後、貴族以外の人も婚約指輪を贈る文化が流行しました。産業革命以降、大衆が婚約指輪を贈る習慣が広がると、数が少なく貴重なルビーは、一般人が持つことができず、ダイヤモンドが主流になりました。男性が求婚する時に、女性の前に跪いて指輪を差し出して「Will you marry me?」(私と結婚してくれますか?)とたずねるプロポーズのイメージは、今から500年前にあった実話です。ドイツから宗教改革を進めたマルティン・ルターが求婚する際に、贈った指輪はルビーでした。今でもドイツの博物館に実物が展示されているそうです。日本でも皇族、妃殿下の皆さまは、ルビーだということは、意外と知られていません。

いいルビーの探し方は?
それは価格の根拠をきちんと説明できるお店を選ぶことです。ルビー探しの際、後悔しないようにするには、ルビーのプロのお店で購入されるのが安心です。
モリスルビーは、ルビーだけ、それもミャンマー産の天然無処理の美しいルビーのみを扱うという点で唯一のルビー専門店です。モリスルビーでは、原産地ミャンマーでの採掘から販売まで一貫対応しており、価格の根拠はもちろん、一つ一つのルビーの個性をしっかり伝えています。



大切な思い出をいつまでも変わらぬ姿で保存してくれるカプセルのような存在が宝石ルビーです
ルビーは結婚指輪や記念日(アニバーサリー)で贈るジュエリーにおすすめです。アニバーサリーといえば、忘れたくない想いを形にして残すことであり、それを日本語では記念といいますが、大切な思い出をいつまでも変わらぬ姿で保存してくれるカプセルのような存在が、モリスでは天然無処理で美しいミャンマー産ルビーであり、「宝石」なのです。いつか受け継がれる時に、プロが見たら「天然無処理で美しいミャンマー産ルビーじゃないですか!」「譲ってください!」と言うことでしょう。その時に、思い出がキラキラと輝きだすはずです。宝石の定義は、美しく、希少性が高く、経年変化のない天然の石です。安心して、「好きなルビー」「相性のいいルビー」を選んでください。