ジェムクオリティのミャンマー産ルビー(天然無処理)の希少性を知ったモリ

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モリスはルビーの出現率を知る宝石商

「宝探し」天然無処理ルビーはとても希少性が高く、現地に行ったからすぐに手に入ることはありません。文字通り「宝探し」です。

泥だらけになり採掘した原石がすべて品質の高い宝石であれば良いのですが、自然は人の都合良くコントロールできるものではありません。産出されるルビーのほとんどは、透明度がなく、いくら磨いても宝石としては使えない品質の原石ばかりです。

美しく使えない原石はどうなるの?

これらの美しさに欠ける原石はどうなるのでしょうか?より高価な宝石に似せて加工されるのです。ひび割れや傷を隠すことも熱処理や照射で色変えたりして品質を人工的に向上することができるのです。

しかし人為的に量が増やせるこの処理石は宝石の定義から外れます。

人が作れない天然無処理ルビーは本当に希少なのか?

さてモリスは出現率を調べるためにミャンマー北部のNam-Ya鉱山で4年間採掘を行いました。現場で実際にルビーの出現率を調べた宝石商は、世界で初めてでした。

人為的に処理をして美しさを改良したルビーは、徐々に数が増えていきますが、ミャンマー産の生まれてきたときにありのままで美しいルビーはミャンマーのごく限られた鉱区でしか産出されません。

地球上にはさまざまな資源がたくさんあるように見えるかもしれません。人間は長い年月その資源を使い続けてきました。資源にかぎりがあると知らなかったのか、気づかないふりをしていたのか。私たちは地球が生み出した宝物を大切にする必要があります。

まずできることは宝物にはかぎりがあるということを知ることが大切です。かぎりあるものはいつかなくなってしまうものということ。希少性を実感し、宝物として大切にお持ちいただきたいです。

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