CAHiER×Mori’s

Concept

宝石そのものの声なき声に寄り添い

紡いだルビージュエリー

宝石ルビーと出会ったときに感動した…

その気持ちを形にしました

カイエブランドのクリエイター諏訪由子さんが

ルビーに「どんなジュエリーになりたいの?」と

語りかけている姿は

まるでルビーと会話をしているかのようです

由子さんの感性が生み出すジュエリーとの出会いを

お楽しみください。

Collection

CAHiER(カイエ)クリエイター《諏訪由子氏》インタビュー

今回は石の魅力を生かしてくださるCAHiER(カイエ)

クリエイター諏訪由子氏に鉱山からモリスの新しいオリジナルカット

「シンギラリティカット」のルビーをとの出会い、

そしてジュエリーブランドCAHiER(カイエ)の

「創作活動のルーツとは?」「大切にしていることとは?」

インタビュー形式で伺いました。

諏訪由子氏の創作活動のルーツは?

(モリス)諏訪由子さんのお父様は宝石業界のレジェンド、諏訪恭一氏。日本で初めてGIA(米国宝石学会)G.G(宝石鑑別士)を取得した人物です。112年を迎える諏訪貿易3代目であり、会長を務める諏訪さんはヨーロッパや南米など海外で宝石の知識を現場で磨き続けられています。モリスも大変お世話になっており、宝石は源流をたどることが大切と教えてくださったのも諏訪会長のお言葉からです。創作活動のルーツを教えてください。

構想を考える由子氏、真剣なまなざしで手のひらの上でルビーを様々な角度からみてその石の魅力をみつけている

(諏訪さん)小さいころから父にどの宝石が好き?と実際に宝石を目の前にして宝石を見る目を鍛えられていました。父の言葉で心に残っていて私が大切にしている考えは「宝石は自然からの預かりものです。人がつくれないものだからこそ、宝石は価値がある」その価値のあるものをジュエリーに仕立てるのですから、宝石に対する尊敬というか、真摯な気持ちでつくっています。実は森さんと父は似ているところがあると感じています。まっすぐで。宝石に対して熱い思いを持っているところも。

モリスのシンギュラリティーを見たときのことを教えてください。

(諏訪さん) なんて自由でパーソナル!最高!っと感動しました。モリスのオリジナルカットの「シンギュラリティカット」は一つ一つの原石の形を生かしたカッティング。採掘されたままの原石に、それぞれどんなカッティングが良いか尋ねてカットされていて、一般的に流通しているラウンドなどの幾何学的な形にあてはめず、原石の肌をあえて残すこともあるとお聞きした時もわくわくしてすぐにどんなジュエリーに仕立てたいか構想があふれるように浮かびました。

モリスのオリジナルカットの「シンギュラリティカット」は一つ一つの原石の形を生かしたカッティング。

CAHiER(カイエ)の特徴を教えてください。

(諏訪さん)CAHiER(カイエ)は1つとして同じ色や形のない、かわいらしい天然石。それぞれの色味やフォルムの魅力が引き立つようにひとつひとつ丁寧に仕立てています。憧れの遠い存在よりも、日々に寄り添うようなジュエリーを目指しています。私はもともと宝石と人をつなげたいという気持ちがあり、森さんのお話をお聞きして地球が生み出した宝物ルビーとの出会った時の感動をぜひ形にしたいと思いました。

(モリス)個性的な輝きを放つルビーの可能性を形にしていただけたら嬉しいです。採掘からお届けまで一貫しておこなうモリスストーリーから生まれた「特別なルビージュエリー」になりそうですね。これから出来上がってくる作品が今から楽しみです。本日はインタビューのお時間いただきありがとうございました。

プロフィール

諏訪由子
2011年より2年半ジュエリー工房勤務。
諏訪貿易株式会社にてデザイン制作に携わるかたわら、
2013年よりCAHiER(カイエ)を立ち上げ。
2015年H.P.FRANCE主催のファッションの展示会roomsにて
亀山アワードを受賞