受け継ぐ家宝として選ぶルビー

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受け継ぐ家宝として選ぶルビー

圧倒的な美しさを放ち、魅了するルビー

女性にとっては憧れの宝飾品、ショーケースの前で思わずため息をもたらした経験が誰しもあることでしょう。しかし、私たちは宝石ルビーのことを、どのくらい知っていることでしょうか?

多くの人が美しさに魅了されますが、その本当の価値や品質の見極めとなるとまだまだ一般的には難しいのではないでしょうか?本物の価値ある宝石とは?受け継ぐとき後悔のない宝石選びとはどのような宝石なのでしょうか?を紐解いていきます。

宝石がたどる2つの運命

ジュエリーとは、身に着けて楽しむ装身具のことです。巷にはさまざまな装身具が存在します。

1価値ある宝石をつかった装身具。2金やプラチナといった貴金属の装身具3ガラスや合成石で、コスチュームジュエリーと呼ばれる装身具。

これらのジュエリーは、それぞれ全く異なった用途をもっています。

ガラスや合成石のコスチュームジュエリーは壊れると修理できないものがほとんどで、使えなくなったりあるいは飽きてしまうと捨てられてしまいます。本物の宝石として受け継ぐと受け継がれた方が悲しい思いをすることも多くあります。

2貴金属の装身具は個性的な形が売りで、時代ごとのファッションに合わせてデザインされます。やがてトレンドでなくなると身につけることがなくなり、溶かされて新たなジュエリーへとつくり替えられます。

1の石の持つ美しさを引き出して仕立てた宝石の装身具だけは違います。いつまでも変わらない美しさを保ち、何度も身につけて楽しんだ後も次の世代へと受け継がれていくものです。喜びを創造できるのもこの価値ある宝石を使ったジュエリーです。

 

人間は幸運な偶然から宝石に出会った

本物の価値ある宝石とは何か。その大きな特徴は、地球という大自然が生み出したものだということです.

奇跡的な偶然が重なり合いそれでも私たちは本物の価値ある宝石にめぐり合うことは難しことです。宝石は非常に希少性の高い存在です。一般的なジュエリーショップで加熱などの処理を施すと色味が改善されていて宝石と呼ばれるものも一定量ありますが、ほとんどがそれ自体は美しさの素質を持たない鉱物です。自然が生み出したありのままで美しい希少性の高い宝石と、人工的に何かを加えて美しさを装ったいくらでも作れるものとを、同じ宝石とは言えないはずです。

 

宝石ルビーの希少性

ルビーには、ほかの宝石にはない特別な魅力があります。有史以来、ルビーは世界で最も価値のある宝石であり続けてきました。サンスクリット語では、ルビーは「宝石の王」を意味する“ratnaraj”と呼ばれ

ルビーはダイヤモンドの200分の1の大変希少な宝石です。

世界中の人々が所有しているダイヤモンドをジュエリーの枠から外して集めてもロンドンバス1台に入るくらいです。しかしルビーはそれよりもさらに少なく1立方メートルほどしか存在しません。それほど希少な宝石ですから誰も安易に捨てたりなどはしません。譲られたり売られたりして手をはなれるときに還流することになるのですが、宝石は本来流通するものです。その流れは土地に似ています。土地は世代から世代へと渡していきます。身内で受け継がれることもあれば、売却されることもある。宝石もこれと近い考え方もできます。だからこそ手に入れる宝石は本当に価値のある宝物を選び末永くお楽しみいただきたいものです。

伝統ある産地、ミャンマー産の特徴

ミャンマーの鉱山で採掘されるルビーの歴史は古く、15世紀以降ミャンマーはルビーの主要な産地となってきました。

ミャンマー産のルビーは透明度が高いうえに、美しい赤が凝縮されているような色調で美しいルビーは研磨されただけで炎のように輝きます。ルビーの価値を決める最も重要な要素はそのカラーです。ルビーは酸化アルミニウムおよび微量のクロムで構成されており、このクロムが独特の色合いと希少性を高めています。クロムはルビーに美しいカラーを与えます。、紫外線を当てると蛍光の強い赤色を発する特性があります。この鮮赤色に輝く反応は太古より「燃える石炭」などと呼ばれ、聖書などに登場する聖なる宝石になった理由の一つです。

 

 

炎のように輝く美しい赤い宝石ルビー

人間にとってルビーの赤色は特別な色です。人の遺伝子を解析すると氷河期に数千人にまで減ったといわれる人類が生き残ったのは、寒い時に暖めてくれた火のおかげ、そして大型肉食動物に襲われないように威嚇に使い身を守った火、凍って冷たくなった食物を温めてくれた火…等々、旧石器時代から人類を守ってきた炎は赤い色です。私人間にとってお守りに使われる赤色(ルビー色)は、経験から学んだ火の力は命の色でもあります。ルビーは燃えるような真紅の炎の色で神秘的な魅力を持っています。愛と情熱の象徴として中世ヨーロッパでダイヤモンドよりはるか昔から婚約指輪に用いられたほか、古来さまざまな貴重な石として扱われてきました。古代ギリシャ・ローマでは軍神マルスが宿る護身の宝石とされました。戦場の兵士たちは戦いの中、病気・呪い・悪運などからも守ってくれると信じて身につけたといいます。エジプトでは美・愛・体調を守る幸運の石として崇められ、すべての宝石の中でも強く身を守ると考えられていました。このようにあらゆる危機や災難から救われることから、富・権力・名誉をもたらす宝石として、古代の権力者や中世王侯貴族たちからこよなくあいされたのです。勝利と生命力の源、魔よけと祝福…。歴史がルビーの普遍的な力を物語っています。

 

最高品質のピジョンブラッドとは

ピジョンブラッド(鳩の血)は一体どんなルビーなのでしょうか。ミャンマー産のルビーで無処理であること。たとえ美しく色が似ていたとしても、産地が違えば別物です。ラボのレポートにピジョンブラットと記載されていることがありますが、ラボは本来、真偽や原産地、処理の有無など客観的な判定をするところで、その石を保証するものではありません。

 

無処理の証~インクルージョン~

宝石にはその種固有の、また産地特有のインクルージョン(内包物)が見られます。また加熱によって内放物が変化し、その痕跡が残ります。インクルージョンは産地や処理の有無を見分ける大切な印といえます。(インクルージョン)は天然の証であり、美しさを損なわない限り「個性」としてとらえられます。宝石の価値は、その人を魅了する美しさ、人の手によって数が増やせない希少性、何百年経っても変わらないこと。高品質、需要と供給のバランス、伝統や慣習で決まる。ルビーを購入される時には、先ず宝石商に品質について説明を聞いて、その内容で保証書を確認することが大切です。「鑑別書が付いているから安心」などと多く聞くことがありますが、第三者の発行する鑑別書は、第三者であるという公平性はあるが、鑑別書には、品質は書かれていないのでご注意ください。

一番良いのは、売る人に品質を保証して貰うことです。いい宝石を手にしたいときはその石のインクルージョンを説明できる宝石商探した方が賢明です。

産地や処理により価値に差が出るオークションでの実例

希少な宝石は還流するためオークションに出品されます。

同じ高品質で同じサイズのルビーであっても、タイ産の加熱処理をして美しさを改良したルビーとミャンマー産の無処理で美しいものでは、宝石として見た場合、価値は全く違います。

2013年の香港で行われたクリスティーズのオークション結果がそれをよく表しています。

7カラットのミャンマー産の無処理で美しいルビー7ctのモノが2.3億円で落札され更にそれよりも品質が確実に高いタイ産の加熱処理をした9ctのルビーは400万円での落札になりました。

同じ高品質であっても「原産地」と「処理の有無」の部分が違うために宝石としての価値が大きく違うのです。ctあたりの価格はなんと100倍の差が付きました。

天然無処理で美しいミャンマー産だけを扱う宝石店

宝石店に並ぶ一般的な宝石は人工的に改良されたルビーの量が圧倒的に多い中、インターネットなどの情報でじわりじわりと人気が高まってきているのがルビー全体の1%にも満たない天然無処理で美しいルビーです。今は宝物のルビーを求めている方には【ルビー】という言葉だけでは説明不足で意味がありません。【どういうルビーなのか?】ということが大切です。

鉱山から銀座へ。希少性の高いミャンマー産天然無処理ルビーの中でも、特に美しいものだけを原産地、採掘の現場からお客様に直接届けているモリスルビー。

モリスは、原産地鉱区から自社の研磨工房での研磨作業、ルビー研究所で保証書の作成、輸出業務まで一貫して自社で行っております。

宝石とは、宝の石とかきます。私たちモリスは自分自身が家宝として持っていたルビーをお客様にお届けし喜びを創造いたします。