Concept
永遠を表すダイヤモンドと、愛を表すルビー。ダイヤモンドとルビーで「永遠の愛」を誓う婚約指輪です。星の輝きのようなダイヤモンドに優しく包まれたルビーの婚約指輪です。◇メインストーンをダイヤモンドに、指輪の内側にルビーをセッティングするアレンジも可能です。
ルビーの特徴

珍しい丸い原石を、そのままラウンドブリリアントカットに仕上げたルビー
丸い原石を、そのままラウンドブリリアントカットに仕上げた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。形のよい直径4.5㎜のラウンドシェイプは珍しく、それだけでも貴重ですが、ダイヤモンドで一般的なラウンドブリリアントカットにした場合は、ミャンマー産特有の深い赤色が失われてしまうのが普通ですが、このルビーは、そのルビーらしい赤さを維持しました。これは、元々持っている原石の形と色調が素晴らしかったからです。そして、インクルージョンにも注目して欲しいと思います。
産出する量が多いダイヤモンドの場合は、インクルージョンは少ない方がよいとされますが、ルビーの場合は、インクルージョンが美しさに悪影響を及ぼしていない限り減点の対象にはなりません。むしろ美しいルビーの場合は、インクルージョンはあった方が良いとされます。これが、ルビーをみる時とダイヤモンドをみる時の決定的な違いです。このルビーのインクルージョンを観てみましょう。まず、針状のルチル(チタンの結晶)が、60度、120度の角度で交わって内包されています。このルチルの結晶の内包される密度が高くなると、アステリズムという効果につながり、カボションカットをした時に、三条の線が浮かび上がりスタールビーとして重宝されます。そして、カルシウムと思われる結晶インクルージョンも確認することができます。ミャンマー産ルビーの母岩は、主成分がカルシウムの岩石ですので、このルビーが結晶した時の環境を推測することができます。通常、スタッビィ状(切り株)結晶インクルージョンと呼ばれるものを分析するとカルシウムのことが多く、インクルージョンを観ていくとどのような母に包まれて育った結晶なのか?を感じることができます。母の成分(カルシウム)が育んだルビーの中で結晶になっている…何となく、人間の親子のようなものを感じ、世代を越えて受け継いで行くルビーらしい「絆」を感じさせてくれるインクルージョンです。中世からルネッサンス期のヨーロッパでは、「愛」「生命」「強さ」をあらわすルビーは、最高の結婚指輪とされていました。プロテスタントの祖といわれるマルチン.ルターが修道女だったカテリーナにルビーの指輪を差し出してプロポーズした伝説はあまりにも有名で、ドイツの博物館に今も飾られているそうです。
14MY0027
カラット | 0.42ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry Quality |
Cut(カット) | Mixed cut (round shape) |
Size(サイズ) | 4.5㎜/4.5㎜/2.9㎜ |

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