Concept

プレアデス星団は日本名は「昴」。日本では、それらの星が一つにまとまって光る様子からまとまるを意味する「統(ス)ばる」という語源から昴と呼ぶようになりました。人々を導く女性に身に着けていただきたいルビージュエリーです。
Ruby Data


この最高品質ジェムクオリティのミャンマー産ルビーは、原石の形が良かったため、最もオーソドックスなオーバルシェイプのミックスドカットに磨きました。ルビーを代表するようなコクのある色に加えて透明度が高く、目立つインクルージョンが無い特級品です。シルクインクルージョン(針状のルチルの結晶)、結晶インクルージョン(カルシウムの結晶と思われる)は、顕微鏡で拡大しないと確認できないレベル。また、ミャンマー産ルビーは通常、紫味のある赤色が特徴ですが、このルビーはほとんど、それが感じられない、とても珍しい結晶です。通常、紫味が少なく色の乗ったルビーは、鉄分を多く含んだ他の産地のルビーであることが多いのですが、このルビーは、435nmの紫外線域の光線に鮮赤色に強く反応します。ルビーが赤く輝く着色要因は、クロム、鉄、そしてバラジウムですが、紫外線域の光線に反応するのはクロムであり、クロムの含有が多いのがミャンマー産の特徴です。
このルビーは、そのクロムの含有率が高いのですが、ミャンマー産は通常、赤色の間からのぞく紫味がほとんどなく、こういう色目をピジョンブラッドと言います。大きさこそ、1ctを下回りますが、その強い輝きと相まって強烈な存在感を放っています。このルビーにぴったりな形にしたいと思い、プレアデス(すばる)星団をコンセプトにしたジュエリーに着けてみました。小さい頃、夜空を眺めると、小さな星が集まって明るく輝く存在感に目を奪われた記憶があります。古代ギリシャで登場するティタン族のアトラスと、海のニュムペであるプレイオネとの間に生まれた7人姉妹の象徴であったとされていますが、その存在感、皆さんも一度はご覧になられたことがあるでしょう。(実際にはこのジュエリーには、構想上12個のルビーに囲まれて、しかも裏側にもう一つのルビーが着いていますが…)モリスミャンマーのイエッチョーが採掘した、ミャンマー、ナヤン産の小粒なルビーに囲まれたスターのような存在として、このルビーを着けてみました。スターらしく、「顔」が大きく、1ctのルビーと見間違えるような存在感があるのが誇らしく、このルビーが喜んでいるような気がします。
14JE0034
カラット | 0.67ct |
Origin | Myanmar |
Quality(品質) | Gem quality |
Cut(カット) | oval shape |
Size(サイズ) | 5.1㎜/4.1㎜/3.3㎜ |


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