ダイヤモンド 0A039
Carat(重量) | 0.268ct |
Size(寸法) | 4.18 - 4.20 x 2.54 |
Quality(品質) | GEM (E - VS2 - 3EX HC) |
Fluorecence(蛍光性) | NONE |

ダイヤモンドの特徴
「今日のダイヤモンド」は、重量0.268ct 寸法は横幅最大直径4.20㎜、最小直径4.18㎜、ほぼ真円。深さは2.54㎜。カラーグレードは無色透明のEカラー。クラリティグレード(透明度)はVS2/Very Slightly Included2(べリー・スライトリー・インクルーデッド2)熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等が発見できるグレードのため、肉眼では確認が難しいでしょう。そこで80倍に拡大してダイヤモンドの内なる世界を覗いてみました。ダイヤモンドをフェイス・アップ(上から)で見て、テーブルファセット(一番上にある8角形の平らな面)中央から少し左の奥に、CARBON SPOT(カーボン・スポット)が確認されました。一般的に黒く見える内包含有物は全てカーボンと呼びます。殆どの場合は小さなワレであったり、ダイヤモンドの結晶であったり、あるいはその他の透明鉱物であることが多く、稀にグラファイトの粒子やガーネットの結晶であったりします。本来カーボンは、美観を大きく損ねるためクラリティーグレードに及ぼす影響は大きいのですが、「今日のダイヤモンド」のカーボンスポットは肉眼ではほぼ確認できない小さなインクリュージョンのため、輝きに大きく影響はされることはありません。むしろ、このカーボンは天然の証、このダイヤモンドの個性です。さて「今日のダイヤモンドは、Mori‘s Bridalで人気の【Rose 薔薇】の婚約指輪にセッティングしました。薔薇は、愛と美と幸せの象徴であり、古くから想い人に気持ちを伝える花とされてきました。花びらの裏側には、6石のルビーが留められています。「永遠」を表すダイヤモンドと「愛」を表すルビー。ダイヤモンドとルビーで「永遠の愛」を表す伝統的な婚約指輪です。最近では、婚約指輪を贈らない人が増えているようです。それは、「婚約指輪を贈る意味」をご存じない事が理由だと私は思います。皆さま、「結婚」という言葉の意味をご存じでしょうか。夕やけが あたりを赤く染め上げ、 やがて静かに夜の帳がおちる黄昏時に昔の人々は結婚式を挙げていました。「結婚」とは、やがて訪れる黄昏どきまで ”結”ばれるという意味がこめられています。昔の人々が 黄昏時に結婚式を挙げていたのはそんな意味が込められていました。そして婚約とは、黄昏どきまで二人で一緒に歩む約束です。「婚約指輪」はこれから始まるお二人の幸せな結婚生活の「原点」となる最も大切な指輪です。結婚準備には、省いてよいものと、絶対に省いてはいけないものがあります。決して金額ではありません。たとえ10万円の指輪であっても、それはとても意味のある婚約指輪です。お金を貯めて10年後にプレゼントされたとしても、それは「婚約指輪」という名でなく、「ダイヤモンドの指輪」です。結婚を決意された今、贈られる指輪に意味があるのです。