ダイヤモンド D23ALM005
Carat(重量) | 0.315ct |
Size(寸法) | 4.34 - 4.37 x 2.72 |
Quality(品質) | GEM (D - VS1 - EX HC) |
Fluorecence(蛍光性) | FAINT |

ダイヤモンドの特徴
ダイヤモンドは、地球の深部、約150㎞もの深い場所で生成したと考えられます、その場所はものすごい圧力の世界です。飛行機が空を飛んでいる高さは約8000~12000メートルくらいと考えれば、地面の下150000メートルの深さが如何に未知の世界なのか想像ができます。そこでは強烈に高い圧力の場所で岩がドロドロと熱く溶けているはずです。そして岩の中には炭素が含まれています。それ以外にも鉄分、窒素、アルミナ、銅。錫、亜鉛、色々な成分が混在しているのです。その中で炭素原子と炭素原子が出会うことは稀です。それが偶然に出会ってひとつの炭素になりまた何百年かして炭素と出会う。この繰り返しが何億年も経過してダイヤモンドが固まったことになります。無傷のダイヤモンドがない理由、それはダイヤモンドが天然で極めて奇跡的な偶然がくり返され炭素以外の様々な構成要素と触れ合うことで完成した産物だからです。IFを「無傷」という表現をしますが、それはあくまでも鑑定評価基準(熟練の鑑定士が10倍に拡大して発見できる)における「無傷」であるだけで、10倍以上に拡大してみれば、何らかの内包物は、発見することになるでしょう。さて「今日のダイヤモンド」のクラリティは「VS1」 Very Slightly Included (ベリー・スライトリー・インクルーデッド1)は、熟練の鑑定士が10倍に拡大して微小な特徴(個性)等の発見ができる程度です。そのため、肉眼では内包物は殆ど発見できません。またこのダイヤモンドには、僅かな蛍光性があります。グレーディングは「Faint」と記載されていますが限りなく「Medium」に近い「Faint」でブラックライトをあてると、ほんのり青色に蛍光する個性を持つダイヤモンドです。テーブル面(ダイヤモンドを上から見た時に見える正方形)が真四角の正方形なのか、それとも内側に沿っているのか、また外側に沿っているのかでは、見た目の印象が全く違ってきます。外ぞりになっているダイヤモンドは、なんとなくダラッとした印象を持ちますが、「今日のダイヤモンド」は内ぞりになっているため、キリッと引きしまった印象をもちます。ダイヤモンドのカットの善し悪しを見る基準の一つとして、正方形が真四角から内ぞりになっていれは、ほぼEXCELLENT(エクセレント)カットといえるでしょう。サイズは、直径4.34-4.37㎜ 高さ2.72㎜ 重さは0.315ct。ジェムクオリティのダイヤモンドです。小さなダイヤモンドは、普段さりげなく身に着けられるという利点はあるのですが、将来一粒石のネックレス等にお仕立て直しをした場合、「今日のダイヤモンド」のように、0.3ct以上あると、存在感のあるネックレスとして楽しんいただけるでしょう。