誕生石

それぞれの生まれ月の宝石には意味があり、これを身に着けていると幸せが訪れると信じられています。誕生石の由来は必ずしも明らかではありませんが、旧約聖書の「エジプト記」に出てくるイスラエルの祭司長の胸当てにはめ込まれた12種類の宝石、そして「ヨハネの黙示録」中に理想郷として描かれた聖都の12 の城門の土台を飾る宝石に由来するもので、これらはイスラエルの12の部族あるいは12の使徒の象徴とされています。これらが現在の誕生石の基礎となったわけですが、その後、誕生石の種類は地域性や時代により他の宝石種に変わり、1912年にアメリカの宝石業界により定められた種類が、今日、日本でも広く知られており、一般に用いられています。また、2021年12月20日に誕生石の改訂がおこなわれました。
フランスでは3月の誕生石はルビーです。

3月の誕生石は、アクアマリン・サンゴ・ブラッドストーン・アイオライトですが、フランスでは3月の誕生石はルビーです。誕生石を身に着けると幸せが訪れると信じられていますが、赤いルビーは、「お守り石」として古くから大切にされてきた宝石です。
赤いルビーはなぜ「お守り石」?

漢字の「大」きな「火」が合成され「赤」という漢字が出来たそうです。「赤」は魔除け。古来より、神社仏閣が、朱色に塗られていたのは「ここからは神聖な所、魔物は入るべからず」という意味があったそうです。男性の赤いふんどし、女性の赤い腰巻も、これに類する考えからだそうです。信号機の赤も進入禁止。遠くから見た時に、赤色はハッキリ見えるという説もありますが、その他の進入禁止を意味する立て看板は、赤色で統一されています。女性の口紅の色は赤色口紅を赤く塗るのには、諸説がありますが、その一つを紹介すると「魔除け」この場合は、ばい菌を入れないという意味があったといいます。何故?赤色は魔除けの色になったのでしょうか?旧石器時代に、赤く光る炭火で大型肉食動物から身を守った人類の祖先の記憶である。唯一皮膚を透過していく「赤い光線」を照射すると血中酸素が増えて血の巡りが良くなり抵抗力が増し、病気になりにくい…など色々な説があります。言葉もなかった時代から、魔除け=お守りの色だったのは確かなようです。
赤いルビーは情熱の石。

さて、赤と言えば!バラの花、或いは血の赤がイメージされますが何と言っても!赤の代表はルビーです!ルビーは本来の「赤色」+「赤の蛍光色」が加わります。ルビー(赤色)を見ると、お腹も空くそうです。飲食店の看板に赤が多く使われているのは、その理由からかもしれません。ブラックライトを当てることによって、真っ赤に輝くルビーのさまは、誰が見ても情熱的ですし、人体も活性化させるのですから、まさにルビーは「情熱の石」です。
年末年始・休業日のお知らせ
2022年12月29日(木)から2023年1月4日(水)まで、誠に勝手ながら、休業とさせていただきます。年明けの通常営業は、2023年1月5日(木)からとなります。ご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。※ 尚、定休日は火曜日ですが、12月27日の火曜日は通常営業いたします。