新春
GEMルビーフェアの
ご案内

モリスルビー 21MYM008 0.48ct Myanmar Gem
ルビー専門店モリスは、2023年1月5日(木)より、新春イベントとして「GEMルビーフェア」を開催することが決定しました。そこで今日から、モリス京都三条本店とモリス銀座店でご覧いただけるルビーをご紹介させていただきます。初日の今日、ご紹介するルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山であるNam-Ya(ナヤン)から産出された天然無処理で美しいルビーです。原石の楕円形の形を活かしファセット(平らな切子)面をつけて磨き上げました。通常であれば、写真向かって右側の少し出っ張った部分を削り取って一般的なオーバルカット(楕円形)に仕上げますが、見た目の大きさも一回り小さくなり、0.4ctを下回ってしまったでしょう。むしろこの形の方が大量生産されていたないことを主張しているようで、世界で一つだけのルビーです。クオリティースケール上で美しさについては「A」、色の濃淡は「#5」のジェムクオリティです。
2000個に一個の希少性
鉱山から産出されるルビーの品質ごとの出現率を考えた場合、この色調のルビーはとても希少です。一般的なルビーといえば、この写真のようなハッキリとした「赤」色のものというイメージがあると思います。しかしルビー鉱山で採掘をしていてジェムクオリティのルビーの原石に出会える確率は、無処理で美しいルビーとして研磨できる原石の中でも2000個に1個あるか、どうかです。とても希少性が高い。一般的なルビーは、加熱などの人為的な処理をして真っ黒いコランダム(原石)であり、品質改良しなければアクセサリークオリティにもなりません。例えば1ctサイズのモノであれば、ジェムクオリティは400万円ぐらいしますが、ジュエリークオリティでは、100万円前後、アクセサリークオリティは、40万円ぐらいでしょう。しかし、処理をして美しさを改良したものは、原石の段階では、アクセサリークオリティのモノと比較にならないぐらい安いということを理解しておく必要があります。
宝石の価値は原石の段階で決まっています。
後から人間が見た目が美しく品質改良したものが、どのような価格が適当なのか?それはダイヤモンドの処理石が天然無処理のモノと比較したら100分の1程度で売られていることを見ても分かると思いますが、希少性が高くないため安くなります。この天然無処理で美しいミャンマー産、ジェムクオリティのルビーは、お宝の象徴です。少しでも原石の生地を残そうと構想を考え、奮闘したミヨテの「少しでも大きく残したい」という気持ちが表れています。是非、新春「GEMルビーフェアに」お越しください。
年末年始休業のお知らせ
2022年12月29日(木)から2023年1月4日(水)まで、誠に勝手ながら、休業とさせていただきます。年明けの通常営業は、2023年1月5日(木)からとなります。ご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。