ダイヤモンド MD0001
Carat(重量) | 0.005ct |
Size(寸法) | 1.00mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS ) |
Fluorecence(蛍光性) | None |

ダイヤモンドの特徴
メレー・ダイヤモンドとは小粒のダイヤモンドのことを指します。日本では0.2カラット未満のものをいい通常のダイヤモンドとは区別して扱われています。メレー・ダイヤモンドは、婚約指輪(エンゲージリング)のメインストーンを引き立たせる脇役であったり、結婚指輪(マリッジリング)では、さり気なく煌めくスパイスのような存在でもあります。メレー・ダイヤモンドは、お花で例えると紫陽花のように、幾つもまとめて構想(デザイン)されるジュエリーにも使われますが、直径1㎜の一粒のダイヤモンドにもそれぞれ個性があります。現在では、殆どのジュエリーにメレー・ダイヤモンドが使われていることから、宝石を語る時に忘れてはならない大切な存在です。メレー・ダイヤモンドも原石の形、色、品質は千差万別で、産出国とその鉱山によっても異なります。ピラミッドを二つ合わせたような正八面体、サイコロのような立方体、不規則な物などさまざまな形があります。色も無色から、イエロー、ブラウン、グリーンなどがあります。その色も石全体の色であったり、表面だけの色であったりします。さらにインクルージョン(内包物)の程度も様々です。メレー・ダイヤモンドにも品質の善し悪しには大きな差があります。カラー・クラリティの希少性は、大粒のダイヤモンドに比べ価値への影響は少なく、見分けのポイントは「美しい輝き」です。そのポイントになるのは、①原石素材の良さと②カットと仕上げの良さです。モリスブライダルのジュエリーに使われているメレー・ダイヤモンドは、全てクラリティ(透明度)はVS(Very Slightly Included)クラス以上、それは熟練の鑑定士が10倍に拡大して微小な特徴(個性)等が発見できる程度です。カラーは、ほぼ無色に分類されているGカラー以上のジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドを使用しています。また蛍光性も全てのメレー・ダイヤモンドをチェックし、蛍光反応が無いダイヤモンドのみを選別して使用しています。「今日のダイヤモンド」はダイヤモンドをフェイスアップ(ダイヤモンドを上から見た時)で見た時に、一番上に見えるテーブルと言われる面と、その隣のスターファセットの境界線あたりに、フェザーと呼ばれる鳥の羽に似たインクルージョン(内包物)が確認できます。それも一つの個性です。直径1mmのこのメレー・ダイヤモンドが今、ここに存在するまでに、壮大な旅を続けてきたのだと思うと愛おしくてたまりません。私はこのメレー・ダイヤモンドを結婚指輪(マリッジリング)の優しいカーブに合わせ配置するスタートの一石目に留めたくなりました。