ダイヤモンド MD0023
Carat(重量) | 0.10ct |
Size(寸法) | 3.0mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS ) |
Fluorecence(蛍光性) | None |

ダイヤモンドの特徴
ダイヤモンドも人間と同じようにそれぞれ個性があり、相性も違います。いつもニコニコ元気な女性が好みという男性もいれば、常に冷静でおとなしい女性が好みだという男性もいます。「今日のダイヤモンド」は、キラキラと煌めき自己表現をする活発なダイヤモンドではなく、少し落ち着いた印象を持つダイヤモンドです。その理由は二つあります。まず一つ目は、ほんの少しのCloud(クラウド)の存在です。Cloudは、ダイヤモンドのインクルージョン(内包物)の名前で、極めて小さな白色のインクルージョンが多数集合して雲状に見える内包物の事を言います。Cloudが広い範囲にわたっている場合、石全体の透明感を損ない輝きに大きな影響を与えるのですが、「今日のダイヤモンド」は、80倍に拡大してCuletキューレットに近い部分にほんの少しの存在が認められます。(キューレットとはラウンドブリリアントカットのパビリオン(ダイヤモンドを横から見た時のガードルより下の部分)のカット面が集まる先端部でテーブル面と平行に研磨した非常に小さな研磨面のことです。)その影響もあり、輝きが少し落ち着いて見えるのです。そしてもう一つの理由はテーブル(一番上にある8角形の平らな面)のパーセンテージによるものです。「今日のダイヤモンド」のテーブルパーセンテージは、60~63%ほぼ正方形です。この正方形のそり具合が59%以下の内ぞりになるとシャープなイメージが、また反対に64%以上の外ぞりになると、分散光が少なくなり落ち着いた印象になってしまうのです。このように無色透明で全て同じように見えるダイヤモンドも、それぞれ個性を持っていることが分かります。よく「4Cでダイヤモンドを選ぶ」という声を聴きますが、私はその考えには賛成できません。なぜなら「今日のダイヤモンド」のように、同じ直径3㎜、カラーはGカラー、クラリティ(透明度)はVSクラス、カットはエクセレントと「4C」の評価が、全て同じであったとしても、それぞれ全く違う個性を持つからです。前述にお伝えしたように、人にも相性があるように、宝石にも相性があります。どうか相性の良いダイヤモンドに出会ってください。そのために、実際のダイヤモンドを手に取って見比べてください。きっと相性の良いダイヤモンドと目が合われると思います。