ダイヤモンド MD0031
Carat(重量) | 0.02ct |
Size(寸法) | 1.9mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS ) |
Fluorecence(蛍光性) | None |

ダイヤモンドの特徴
「今日のダイヤモンド」は、まるで漆黒の夜空から、星の欠片がキラキラと舞い降りてきたかのような美しい輝きを放つダイヤモンドです。「今日のダイヤモンド」のサイズは、直径1.9㎜の小粒の「メレーダイヤモンド」です。カラーグレードは、ほぼ無色のGカラー。クラリティグレード(透明度)はVSクラス。熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等が発見できる程度のため、肉眼で確認することは難しく、「今日のダイヤモンド」も肉眼ではインクルージョン(内包物)をみつけることはできませんでした。そこで80倍に拡大してダイヤモンドの内側の世界を覗いてみることにしました。するとダイヤモンドをフェイスアップ(ダイヤモンドを上から見る)で見ると、テーブルファセット(一番上にある8角形の平らな面)の端に、「INCLUDED CRYSTAL (インクルーデットクリスタル)」を一つ発見しました。これは、ダイヤモンドの成長過程に取り込まれた他のダイヤモンドの結晶であるケースが多く、形や輪郭が明確で白または透明に見えるインクルージョンです。その極小さなインクルージョンが一つ見つかっただけで、とても透明度の高いダイヤモンドです。ダイヤモンドの美しい輝きが生まれる要因は、「3つの輝き」の相乗効果によります。一つ目は「シンチレーション」。ダイヤモンドが放つ「煌めき」のことをいいます。ダイヤモンドを動かすと、ダイヤモンドの各ファセット(カットされた面)からキラキラと瞬くような光を反射する輝きのことです。二つ目は、「ディスパージョン」、ダイヤモンドが放つ「虹色の輝き」のことです。ダイヤモンドは、他の宝石に比べ、屈折率が極めて高いため、プリズム効果が美しく表れます。そして三つ目は、「ブリリアンス」白く明るい輝きです。この白い輝きの仕組みは、ダイヤモンドの内部反射によるものです。「今日のダイヤモンド」は、この3つの輝きの一つ、虹色の輝き(ディスパージョン)がとても特徴的で、その幻想的な輝きを、ずっと眺めていたくなるダイヤモンドです。結婚指輪のメインにセッティングすると直径1.9㎜の小粒のダイヤモンドも、存在感のある一石になることでしょう。