ダイヤモンド MD0065
Carat(重量) | 0.009ct |
Size(寸法) | 1.35mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS ) |
Fluorecence(蛍光性) | NONE |

ダイヤモンドの特徴
木陰を歩くと、少しひんやりする季節になってきました。さて今日も一石のダイヤモンドの個性(特徴)を見ていきます。今日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、重量が0.009ct、寸法は直径1.35mmの小粒のメレー・ダイヤモンドです。メレー・ダイヤモンドとは小粒のダイヤモンドのことを指します。日本では0.2ct未満のものをいい通常のダイヤモンドとは区別されて扱われています。カラーグレードは、ほぼ無色のGカラー。クラリティグレード(透明度)はVSクラス以上(Very Slightly Included・べリー・スライトリー・インクルーデッド/熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等がなんとなく確認できますが、微小と特徴づけられる程度)、カットグレードはEXエクセレント(最上)のGQジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドです。ルースケースから、そっと取り出し、顕微鏡で80倍に拡大してダイヤモンドの内側の世界を覗いてみました。するとダイヤモンドをフェイスアップ(上から)で観た時、ガードル(一番上にある8角形の平らな面)にクラウドを発見しました。クラウドとは、針で突いたような小さなインクルージョン(Pin Point)が密集して存在し、雲のように見えることからクラウドと呼ばれています。クラウドが広い範囲で存在すると輝きに影響を及ぼすことになりますが、このインクルージョンは、肉眼では発見できない程度のため、輝きに影響を及ぼすことはありません。むしろこのインクルージョンは、天然の証です。「今日のダイヤモンド」は、モリスブライダルの結婚指輪「フェデリング」の表面にセッティングします。数石並べてセッティングするため、同じクオリティのメレー・ダイヤモンドを選別して留めていきます。モリスブライダルの結婚指輪に使用するメレー・ダイヤモンドは、カラーグレードがGカラー以上、クラリティグレードは、VSクラス以上、カットはEXエクセレントカットのGQジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドを使用しています。結婚指輪を観るたびに、最上の輝きをお楽しみいただくことができるでしょう。