ダイヤモンド MD0090
Carat(重量) | 0.006ct |
Size(寸法) | 1.15mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS ) |
Fluorecence(蛍光性) | NONE |

ダイヤモンドの特徴
今日は三連休の中日、曇り空のもと、朝早くから地域の運動会に向けて、準備が進められています。なんとか予定しているプログラムが終わるまで、お天気がもつことを祈りたいと思います。さて今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を見ていきたいと思います。今日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、昨日に引き続き、直径1.15mmの極めて小粒のメレー・ダイヤモンドです。重量は0.006ct、砂浜の砂一粒を想像いただければ、如何に小粒のダイヤモンドかお分かりいただけるかと思います。「そんな小粒のダイヤモンドに個性があるのか?」と問われても仕方ないほど、相当小さなメレー・ダイヤモンドです。ここ最近、極めて小粒のメレー・ダイヤモンドをご紹介していますが、「今日のダイヤモンド」でご紹介しているダイヤモンドは、人工合成石ではなく、地球が創り出した天然無処理の産物です。一石一石、それぞれのダイヤモンドは、特徴(個性)をもって生まれた唯一無二の結晶です。かといってこのサイズになると、肉眼では流石にその特徴(個性)は確認できません。そこで顕微鏡で80倍に拡大して中の様子を覗いてみましょう。ダイヤモンドをフェイスアップ(上から)見た時に、一番上にあるテーブルファセット(8角形の平らな面)に幾つかのクリスタル・インクルージョンが確認されました。白く丸い結晶もあれば、Pin Pointと言われる針の先で突いたような極めて小さなインクルージョンが横並びに小さなラインを描いていたり、様々な形の結晶が確認できました。これらの小さな結晶は、周囲で生成された別の鉱物をダイヤモンドが内部に取り込んだもの、つまり天然の証です。たとえ直径1.15mmと砂浜の砂のように極めて小さな結晶でありながらも、その内部には、しっかりと来歴が残されているのです。通常、テーブルファセット上に見えるインクルージョンは、減点の対称になりますが、これはあくまでも80倍に拡大してようやく発見できるレベルのもの。肉眼は勿論のこと、10倍のルーペで拡大しても発見できないレベルのため、輝きに影響するものではなく、また耐久性を脅かすものでもありません。この美しく煌めくメレー・ダイヤモンドは、モリスブライダルの結婚指輪(マリッジリング)の表面にセッティングされます。結婚指輪(マリッジリング)の緩やかなカーブに合わせメレー・ダイヤモンドを並べていきます。一粒でも立派に煌めくメレー・ダイヤモンドですが、数石並べると、とてもゴージャスな印象を与えてくれます。また婚約指輪(エンゲージリング)と重ね付けした時も、お花でいうとメインの赤い薔薇を周りの霞草で引き立たせるように、赤いルビーの婚約指輪(エンゲージリング)に、結婚指輪(マリッジリング)のメレー・ダイヤモンドが、白くて眩い輝きを放ち、とてもバランスのよい重ねつけとなります。只今モリス京都三条本店及び、モリス銀座店では、新作ブライダルリングのお披露目の会を開催中。是非お気軽に、ご試着にお立ち寄りください。