ダイヤモンド MD0099
Carat(重量) | 0.058ct |
Size(寸法) | 2.4mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS ) |
Fluorecence(蛍光性) | NONE |

ダイヤモンドの特徴
10月の空を宝石で例えると、まるでミクロの世界のファンタジー、10月の誕生石でもあるオパールのようです。オパールの特徴は、ふわふわと色が遊んでいる様子をそのまま表現して「遊色効果・プレー・オブ・カラー」といいます。この虹色の色変化は、シェイクスピアが「あなたの心はオパールのようだ、いつも移り気で何を考えているのかわからない」(「十二夜」第2章第4場)と表現しているように秋の空は、なんとなくオパールを思わせます。さて今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)をみていきましょう。本日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、重量が0.058ct。寸法は直径2.4㎜のメレー・ダイヤモンドです。メレー・ダイヤモンドとは、小粒のダイヤモンドのことを指します。日本では0.2ct未満のものをいい、通常のダイヤモンドとは区別して扱われます。メレー・ダイヤモンドは、数個まとめてデザインされるジュエリーに使われたり、他のカラーストーンを引き立たせる脇役であったりいします。とはいえ、現在市場にでまわっている殆どのジュエリーにメレー・ダイヤモンドが使われていることからも、宝石を語る時に忘れてはならない存在です。さて「今日のダイヤモンド」のカラーグレードは、無色透明のDカラーから、D、E、F、G、と数えて上から4つ目の、ほぼ無色のDカラーです。クラリティーグレード(透明度)はVVSクラス/Very Veri Slightly Included(ベリー・ベリー・スライトリー・インクルーデッド)熟練の鑑定士が10倍に拡大してみて特徴(個性)等の発見が困難とされるレベルです。そのため透明度が非常に高くとても美しい輝きを放つメレー・ダイヤモンドです。いつものように顕微鏡で80倍に拡大して、ダイヤモンドの内側の世界を覗いてみることにしました。するとまるで澄んだ湖の中を旅するような神秘的な世界へと誘われていきます。ずっとこのまま、眺めていたいくらいに、それはそれは美しい世界です。最後にカットグレードはEX/エクセレント(最上)のGQジェムクオリティのメレー・ダイヤモンドです。ここ最近、同じサイズのメレー・ダイヤモンドの特徴(個性)を観ていますが、「今日のダイヤモンド」は特別美しいダイヤモンドです。皆さまも、二つとして同じモノはないダイヤモンドの個性をご覧になられませんか?モリス京都三条本店及びモリス銀座店では、そんな贅沢な時間を皆さまにお楽しみいただいています。是非ご来店ご予約の上、お越しください。