ダイヤモンド NH0706
Carat(重量) | 0.325ct |
Quality (品質) | GEM( F - VSS2) |
Fluorecence(蛍光性) | NONE |

ダイヤモンドの特徴
分厚い雲の隙間から、少しずつ青空が見えはじめました。今日から急激に気温が下がる予報です。皆さま、今夜は暖かくしてお過ごしください。さて、今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を観ていきましょう。本日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は純粋無垢な、とても美しい輝きを放つダイヤモンドです。重量は、0.325ct(カラット)カラーグレードは、無色透明のFカラー。クラリティグレードは、VVS2/Very Very Slightly Included2(ベリー・ベリー・スライトリー・インクルーデッド2)熟練の鑑定士が10倍に拡大して見れば特徴(個性)等の発見が出来るが困難)その為、肉眼では内包物は、全く確認することはできません。カットグレードは、Excellent(エクセレント/最上)です。画像でもお分かりになるように、ダイヤモンドをフェイスアップ(上から観たところ)一番上の平らな面に四角い形がご覧いただけると思います。「今日のダイヤモンド」は、この四角い形が、僅かに内ぞりになっています。そのため、引き締まった印象の輝きを放つダイヤモンドです。内ぞりになり過ぎると、ダイヤモンドが少し小さく見えたり、またその反対に、正方形が外ぞりになってしまうと、だらけた印象のダイヤモンドになってしまいます。「今日のダイヤモンド」は、ほどよい内ぞりでバランスのとれたプロポーションです。ダイヤモンドを選ばれる時、何を基準に選ばれるか、それは人それぞれです。大きさよりも品質、また品質よりも大きさを重視されたり、カラーグレードは、無色透明のDカラーを選ばれたり、宝石に対してのこだわりは人様々です。これからクリスマスに向けて「クリスマス・プロポーズ」を計画されている方も多いと思います。ダイヤモンドを選ばれる時のアドバイスとして、先ずは店頭に並ぶダイヤモンドを一石一石、じっくりとご覧になってください。できれば、ガラスケースごしではなく、実際のダイヤモンドを手に取っていただき、その中から、ただ純粋に心から美しいと感じるダイヤモンドを選ばれることをお勧めします。ダイヤモンドのグレード(評価)基準の「4C」は、世界各国、様々な人々が、共通の基準をもとにダイヤモンドの取引が出来ているように、GIA(米国宝石学会)によって作られた、あくまでもダイヤモンドの等級を表現するための基準であり、4Cの評価が高ければ、輝き方も最高というわけではありません。ダイヤモンドの美しい輝きは、「4C」で語れるほど、そんな簡単なものではありません。最愛の人に贈る大切なダイヤモンドです。ご自身の目でしっかりと選んでいただきたいと思います。さて、話はまた逸れてしまいましたが、実は「今日のダイヤモンド」は、30年前に、ご主人様からプロポーズの時に贈られたダイヤモンドです。大切なアニバーサリーには、いつもご婚約指輪(エンゲージリング)をつけてお祝いをされていたそうですが、日常、いつも身に着けていたいというご希望があり、ダイヤモンドのネックレスとしてお仕立て直しをされることになりました。0.3ctのダイヤモンドの周りには、12石のメレー・ダイヤモンド、そしてペンダントの裏側には、ハート型をした愛の宝石ルビーを一石セッティングします。また側面からみると、お守りを意味する唐草模様で、どの方向からみても、楽しめる構想となっています。あと10日もすれば「いい夫婦の日」が訪れます。このダイヤモンドをご覧になる度に、プロポーズの日の、感動の瞬間を思い出されてこられたのだと思います。これからは、毎日身につけながら、新たな思い出を刻まれていくことでしょう。