ダイヤモンド MD0116
ダイヤモンドの特徴
11月3日、今日は「文化の日」です。今日も雲一つない空からは、温かい日差しが降りそそいでいました。さて、今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)をみていきましょう。本日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、直径2.2㎜、重量0.043ctの小粒のメレー・ダイヤモンドです。ピンセットで優しく挟み、太陽にかざしながら、ダイヤモンドの輝き方を観察しました。ダイヤモンドの輝きには、①強く白い反射。②虹色の光。③動かすと見える煌めきがあります。バランスよくカット研磨されると、光はダイヤモンドの表面と内側で反射と屈折をくり返し、虹色をともなった明るい輝きを生みだします。「今日のダイヤモンド」も小粒でありながら、七色の美しい光を放ちキラキラと煌めいています。カラーグレードは、無色のDカラーから数えて4つ目のGカラー。ほぼ無色のメレー・ダイヤモンドです。次にクラリティグレードは、VSクラス(Very Slightly Included・べリー・スライトリー・インクルーデッド/熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等がなんとなく確認でき、微小と特徴づけられる程度。)そのため、肉眼では、インクルージョン(内包物)は確認することはできません。そこで顕微鏡で80倍に拡大して、「今日のダイヤモンド」の内なる世界を覗いてみました。メレー・ダイヤモンドをフェイスアップ(上部)で見ると、全体的にうっすらと靄がかかったようにCLOUDが確認されました。CLOUDとは針の先で突いたような、極めて小さな白色のクリスタルインクルージョン(結晶内包物)が多数集合して雲状に見える内包物のことをいいます。このCLOUDは、場合によっては外観を大きく損ねることもあるのですが、「今日のダイヤモンド」に存在するCLOUDは、広範囲でありながら、80倍で拡大してようやく確認できるほどの極めて薄っすらとしたインクルージョンのため、輝きに影響を及ぼすものではありません。むしろ、このCLOUDの存在は、「今日のダイヤモンド」が天然の宝石とあることの証であり、唯一無二の個性です。最後にプロポーションですが、「今日のダイヤモンド」の輝きを最大限に引き立たせる美しいカットが施されています。
ダイヤモンド
MD0141
ダイヤモンド
MD0141
ダイヤモンドの特徴緑から黄色、黄色から赤。京都御苑の一本の木が織りなす美しいグラデーションの紅葉。紅葉狩りに最高の時期、京都御池通りには、今朝も沢山の観光バスが待機していました。そんな中、見慣れな
ダイヤモンド
MD0140
ダイヤモンド
MD0140
ダイヤモンドの特徴昨日夕方、少し雨が降った京都ですが、夜には雨も上がり、夜空に美しいお月様をみることができました。11月の満月は昨日ご紹介したように「ビーバームーン」と呼ばれ、多くの方が、美しい月