ダイヤモンド MD0122
Carat(重量) | 0.043ct |
Size(寸法) | 2.2mm |
Quality (品質) | GEM( G - VS) |
Fluorecence(蛍光性) | NONE |

ダイヤモンドの特徴
スーパーでは早くも、色とりどりのお菓子が入ったクリスマスブーツが並べられていました。幾つ歳を重ねても、クリスマスソングが流れるとワクワクしてきます。5年前、玄関前の花壇に植えた「もみの木」がとても元気に育ち、今年は飾りつけをして楽しもうと思います。さて、今日も一石のダイヤモンドの特徴(個性)を見ていきましょう。本日ご紹介する「今日のダイヤモンド」は、重量が0.043ct。直径サイズは2.2㎜の小粒のメレー・ダイヤモンドです。カラーグレードは、無色のDカラーからD,E,F,G…と数えて4つ目の、「ほぼ無色」のGカラー。一石だけ眺めていると、限りなく無色に近い色です。次にクラリティグレードは、VSクラス(Very Slightly Included・べリー・スライトリー・インクルーデッド/熟練の鑑定士が10倍に拡大して特徴(個性)等がなんとなく確認でき、微小と特徴づけられる程度。)そのため、肉眼では、インクルージョン(内包物)は全く確認することはできません。そこで顕微鏡で80倍に拡大して、「今日のダイヤモンド」の内側の世界を覗いてみることにしました。ダイヤモンドをフェイスアップ(上から観たところ)でみるとテーブルと呼ばれる一番上の八角形をした平らな面の中央付近に、小さな白いクリスタルインクルージョン(結晶内包物)が一つだけ確認されました。これは周囲で生成された別の鉱物をダイヤモンドが内部に取り込んだものです。そのインクルージョン以外は目立った特徴もなく、大変透明度の高いメレー・ダイヤモンドです。今日は「誕生石」について少しお話をしようと思います。皆さま、宝石を選ばれる時に、ご自身の誕生石を調べられたことがあるかもしれません。古代から人々は、宝石の特別な美しさは神様の力がはたらいたものと考え、その神秘的な力にあやかろうと、お守りとして身に着けたり近くに置いていたりしていました。誕生石のはじまりは、聖書に12の宝石が登場したことからだと言われています。その後、天体の観測から発達した星占いや、各地の言い伝えなどから混ざり合って、誕生石という考え方ができたそうです。現在の誕生石は、20世紀になってアメリカの宝石を扱う人々が決めたものが元になっています。各国の文化に合わせたり、新しく産出するようになった宝石を追加したりしているため、国や年代によっても違っています。ダイヤモンドは、皆さまもご存じの通り、4月の誕生石です。