22TTJL021
Danburite
(ダンビュライト)

ダンビュライト

22TTJL021
Danburite
(ダンビュライト)

トパーズや水晶に似た石

・鉱物名(和名)
 danburite (ダンブリ石)
・主要化学成分
 ホウ酸ケイ酸カルシウム
・化学式 
 CaB₂Si₂O₈
・光沢
 ガラス光沢~脂肪光沢
・晶系
 直方晶系
・比重
 2.9-3.0
・屈折率
 1.63-1.64
・へき開
 不明瞭 (1方向)
・硬度
 7-7.5
・分散
 0.017
◇産地
 ミャンマー
◇サイズ 1.03ct
 6.0/6.0/4.0 (mm)

無色で透明度が高い結晶は、かつてはダイヤモンドの代用とされたこともある。

見かけはトパーズや水晶に似た鉱物で、本来は無色だが、琥珀色、灰色、ピンク、黄などのカラーバリエーションがある。ガラス光沢の柱状結晶で条線がある点はトパーズと共通するのが、明瞭な劈開がない点は水晶と共通する。変成岩や、比較的高温で形成されたペグマタイトからも見つかる。無色で透明度が高い結晶はファセットをつけられ、かつてはダイヤモンドの代用とされたこともある。名前は、発見地の米国コネチカット州ダンベリーに因む。◇出典(参考文献)起源がわかる宝石大全(ナツメ社)

この記事を書いた人

服部店長
株式会社モリス
モリス京都三条本店 店長