CONCEPT
花咲く日まで Until the day when it blooms 今はつぼみでも、いつか必ず花開く今しか見られない経験や景色や出会いを心から楽しんで 花咲く日には宝物になっているはず
ルビーで花のつぼみを表現しました。これひとつでももちろん、お手持ちのリングとの重ね付けにもぴったりなアイテムです。様々なスタイリングをお楽しみください。
詳細
品番 | M20 |
素材 | K18YG |
リングサイズ | 10号 |
ルース情報 | Ruby 0.07ct |
産地 | Myanmar |
少しオレンジ色味と紫味が混ざったピンキッシュな色調が美しいピンキシュルビーです。宝石品質判定のクオリティスケール上で、美しさは「B」、そして色の濃淡は「#3」の魅力的なジュエリークオリティ―です。ミャンマー最北部カチン州のナヤン(Nam-ya)ルビー鉱山から産出した丸い原石をラウンドブリリアントカットに磨きました。宝石の内側から湧き上がってくるようなキラキラした輝きが特徴です。モリスミャンマーの研磨工房の研磨職人ゾーミンチョーが、丁寧な作業で、原石の魅力がフルに発揮されています。ルーペを覗くと、カルシウムの結晶と思われるインクルージョンがハッキリと確認でき、このルビーがカルシウムが主成分である石灰質の母岩で結晶したことが分かります。今から約2000万年前のことだと言われています。ミャンマー産ルビーの結晶の特徴は、345nmの紫外線域の光線を照射した時に鮮赤色に反応することですが、一度見たら忘れられない不思議な輝きです。これは、大陸と大陸が衝突するなど地殻が接触した時の圧力と熱によって結晶する「接触変成岩起源」と呼ばれる環境で育まれたルビーの特徴です。ルビーを赤くしている着色要因のクロムが紫外線に反応しているためです。その他の産地では、他の着色要因である鉄などの他の元素も入ることで赤色になっているため、この反応が弱いか、またはアフリカ産、マダガスカル産、インド産など全く蛍光反応のないルビーもあります。この蛍光反応は、宝石ルビーにとっては、とても大切な要素の一つです。宝石の価値には、太古より人々にどの様に認識されてきたか?という意味での「伝統」と「慣習」が大きな影響を与えます。旧約聖書に登場するノアの箱舟の中で燃える石炭のように輝いた「カルブンクルス」という赤い石は、この接触変成岩起源のルビーでしょうし、旧石器時代に人類が集めたルビーも、炭火を使うことで夜行性の大型肉食動物から身を守った時代に、真夜中に赤く輝く火種とルビーのイメージが重なったのでしょう。今でも護符の色が「赤色」なのは、その名残だともいわれています。ルビーの価値が普遍なのも太古よりの伝統と慣習があってのこと。このルビーの強い蛍光反応を一度、ご覧いただきたいと思います。説明の意味が一目で感じられるはずです。
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