CONCEPT
花咲く日まで Until the day when it blooms 今はつぼみでも、いつか必ず花開く今しか見られない経験や景色や出会いを心から楽しんで 花咲く日には宝物になっているはず
ルビーリング【M22】-2
ルビーの強度に影響を与える欠点ではありませんが、宝石品質判定のクオリティスケール上では、色の濃淡は「#2」、結晶インクルージョンが目立つことから、美しさは「C」としておきます。

ルビーで花のつぼみを表現しました。これひとつでももちろん、お手持ちのリングとの重ね付けにもぴったりなアイテムです。様々なスタイリングをお楽しみください。
詳細
品番 | M22 |
素材 | Pt900 |
リングサイズ | 10号 |
ルース情報 | Ruby 0.07ct |
産地 | Myanmar |
ミャンマー最北部カチン州のナヤン(Nam-ya)鉱山で発掘された天然無処理で美しいピンキッシュルビーです。小さな結晶インクルージョンが多く入っていますが、それがこのピンキッシュルビーの中にまた別の宝石が、まるで夜空に輝く星座のようにキラキラと輝いているところが魅力になっています。幸い、この結晶インクルージョンは、ルビーの強度に影響を与える欠点ではありませんが、宝石品質判定のクオリティスケール上では、色の濃淡は「#2」、結晶インクルージョンが目立つことから、美しさは「C」としておきます。ルビーとして品質判定した際には、アクセサリークオリティとして考えるのが適正であると思います。このピンキッシュなひとつを、普通に一目見たら「ピンク!」と感じることでしょう。一般的には、ピンクサファイアと呼ばれるでしょう。ルビーとしては、色の濃淡「#2」は、アクセサリークオリティとして捉えるのが良いと思います。そして、それはピンクサファイアでクオリティスケールでは、ジュエリークオリティになります。宝石品質判定の価値比較表から導き出される値段の面では、ほぼ同じになるでしょう。要するに、ピンキッシュルビーでもピンクサファイアどちらの呼称であってもお手元に届く値段が同じであれば問題はありません。先日、力不足ながら理事を拝命している一般社団法人日本宝石協会で、宝石の呼称についてのシンポジウムがあり、その場でも発言させていただいたことですが、呼称は、あくまでもその宝石の説明をする名前であり、その宝石を高く売らんがために使うものではないということ、ルビーの呼称では、ピジョンブラッドという名前がありますが、本来は最高のルビーを称賛する言葉でしたが、第三者の鑑別業者が、分析結果報告書に「ピジョンブラッドレッド」などの表記をするようになってしまいました。そんなに素晴らしいとは思えないルビーに、ピジョンブラッドレッドとコメントされていると、隣にあるもっと品質がもっと高いルビーよりも良く見えてしまうことがあります。分析をする人は宝石のプロではなく、分析をする人で、採掘の現場も、販売の現場も知らない。値段に影響を与える「呼称」、ネーミングにコメントするのは奇妙なことです。私の意見は、呼称は、第三者が発行する分析結果は参考意見、その宝石に値段をつけて、売る、宝石商が責任を持ってつけるものだということです。このピンキッシュルビーは、分析する鑑別業者からはピンクサファイアと呼ばれるでしょう。しかし、モリスのイエッチョーが自らナヤン鉱山で泥まみれ、命を削りながら採掘した美しい原石、すべての工程を私たちが見守ってきました。誇りをこめて、ピンキッシュルビーと呼んであげたいと思います。
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