小粒ながらキラッとした輝きを放つ、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)でモリスミャンマーの鉱山採掘担当者のイエッチョーによって採掘されました。その後、ミャンマーの第二の都市ヤンゴンに運ばれ、ミヨテがラウンドブリリアント型に研磨することを決め、モリスミャンマーで研磨を担当していた職人、ゾーミンチョーが形をつくり、ミンゾーが研磨、その後にチョチョにより、鑑別作業と顕微鏡を使ったインクルージョンの拡大写真の撮影を経て、チョーゼンテッが外観の特徴、ID番号をつけて保証書のファイルを作成しました。鉱区から銀座店、京都三条本店まで、モリスのメンバーが採掘の現場から目の前までしっかりとお届けするメレサイズのルビーです。(現在はミャンマー国内の政治状況の混乱により中断していますが…)採掘された時の、小さく丸い原石の形を活かし、縦横1.4㎜/深さ0.7mm、重さは0.03ctのメレサイズのラウンド型のブリリアントカットに磨きました。紫味を感じさせる色調とプロポーションの良さが特徴的です。ナヤン産ルビーには珍しく、少し密度の高いシルクインクルージョンがほんの少し透明度に影響を及ぼしていますが、ルーペでしっかりと観察しなければ見えないレベルなので、欠点でもありませんし心配されることは無いでしょう。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケールで見た場合、美しさは「B」美しいもの、そして色の濃淡は「#4.5」、大きさを考えると十分に濃いルビーです。もしあと一色、色が濃ければ、黒っぽくなってしまったかも知れません。濃いルビーがお好きな方にはピッタリなメレサイズです。すべてが、Ⅰctを超えるような宝石ルビーと同じ扱いを受けて日本に届いた天然無処理で美しいミャンマー産ルビー…結婚指輪の内側などにメッセージをこめて着ける宝石にピッタリな一つだと思います。品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。