モリスルビー17JL0001
| カラット | 1.91ct |
| Origin（産地） | Myanmar |
| Quality(品質) | jewelry |
| Size(サイズ) | 8.0/7.2/4.1 |
モリスルビー17JL0001 1.91ct Myanmar jewelry
ルビーサイズ 8.0/7.2/4.1
ルビーの特徴
このピンキッシュルビーの特徴は何といってもサイズ、縦8.0mm/横7.3mm/深さ4.1mmの圧倒的な大きさです。ミャンマー最北部カチン州、幻のルビー鉱山ナヤンで産出された大きな原石をモリスシンギュラリティカットで原石にファセット（切子）面をつけて磨き上げました。
オーバル型でも、クッション型でもなく、大自然からの贈り物であるルビーの結晶に沿って、ファセットをつけていきましたので、パビリオン側にキューレット（宝石下部の尖った部分）らしきものもハッキリとありませんので、結晶の奥からキラキラとした輝きがあるような…無いような…というルビーです。しかし、原石の生地を大切に大きく残せたので「可能性」の塊です。ナヤン産ルビーらしい高い透明度、紫味を感じさせる色調、彩度は今のところ普通ですが、素質は良いと思います。
このルビーの品質判定のクオリティースケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「＃３」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ（高品質）です。このシンギュラリティカットのコンセプトは、シングル（世界にたった一つ）、もちろん原石の形は、個性ですから世界に一つの形になります。そして、もうひとつは、これまでの宝石の研磨は、人間がジュエリーとして着けやすい、高く売りやすい形にするために貴重な結晶の生地を削り取ってしまっていましたが、自然の形をもっと私たち人間がよく見て、それに合わせようと努力する、最小限の研磨で美しくできないか？ということへの挑戦、要するに人間中心の考え方から、自然中心の考え方です。
貴重な天然無処理で美しいルビーの結晶を既存の枠にはめて小さく削り取ってしまうのではなくなるべく大きく残してあげたい
そして、ルビーの専門家としての都合…「もったいないからあまり削りたくない…これが本音ですが…」、貴重な天然無処理で美しいルビーの結晶を既存の枠にはめて小さく削り取ってしまうのではなく、特にこのルビーのように大きな結晶は、次の世代にもっと素晴らしい研磨技術があるかもしれない…なるべく大きく残してあげたい…という気持ちも入っています。リカット（再研磨）すると1.3～1.4ctぐらいで目の覚めるような輝きのジュエリークオリティになるでしょう。その大きさのジュエリークオリティの値段でお届けするのが私たちの責任です。品質判定の技術がないとできないことです。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。
2021今日のルビー
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