0.08ctの小粒ながら存在感のある天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ナヤン鉱山で採掘された丸く小さな原石をラウンド型のミックスドカットに磨きました。本格的なミャンマー産ルビーの色調と結晶の内側からキラキラとした輝き、美しいモザイク模様が特徴的な一つです。ルビー上面には、テーブルとクラウン、下部にはステップをつけた形、宝石品質判定のクオリティスケール上では、美しさが「A」、色の濃淡は「#4.5のジュエリークオリティです。大きさは、直径2.5㎜で、この大きさのルビーとしては最適な色の濃淡だと思います。ダイヤモンドでも同じですが、このサイズは、メレと呼ばれてジュエリーの素材として使われることが一般的です。しかし、モリスでは、特別な一つであって欲しいという気持ちがあります。自分たちがこのルビー使ったジュエリーを着けて、ながく一緒に過ごしていくこと、思い出が詰まっていくことを考えると、値段が安価であっても立派な宝石であって欲しいと思います。原石から研磨作業をして、顕微鏡で拡大検査、インクルージョンの写真撮影をしていくと、ミャンマー、ナヤン鉱山産のシルクインクルージョン、結晶インクルージョンが立派に内包されていて、直径2.5㎜のルビーでも1ctを超えるルビーと内なる世界は何も変わらない、立派な個性だということ気付きます。さて、小さくてもピリッとした存在感のあるルビーは、どんなジュエリー、姿になって行くのか?今から楽しみです。ブライダルリング、結婚指輪に着けられるのか?エタニティ―リングに他の天然無処理で美しいミャンマー産ルビーと一緒に並んで着けられるのか?モリスが、いまリリースしている気軽に着けられるジュエリーライン「µミュー」にメインストーンとして使われるのか?今から楽しみです。モリス、ミューの保証書には、インクルージョンの顕微鏡拡大写真が添付されています。天然無処理で美しいミャンマー、ナヤンのルビーだということを実感していただけると思います。