モリスルビー21MRM008
カラット | 1.33ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | Jewelry |
Size(サイズ) | 7.1/5.5/4.1 |

モリスルビー21MRM008 1.33ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ 7.1/5.5/4.1
ルビーの特徴
少し青味のある色調と高い透明度、特に彩度の高さが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産のピンキッシュルビーです。
プロポーションの良いオーバル型のミックスドカットは、サイズが縦7.1㎜、横5.5㎜、深さ4.1㎜、重さが、1.31ctです。宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさが「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。顕微鏡で、内なる世界を覗くと、繊細なシルクインクルージョン(ルチルの針状結晶が60度/120度で交差した姿が絹を編んだように見えることからシルクと呼ばれる)やすこし白さを感じさせる、カルシウムかもしくは、ダイヤスポアか分かりませんが、2~3種類の結晶インクルージョンが確認できます。
ミャンマー国内のルビー産地
ミャンマー国内には、モゴック、ナヤン、モンスーの3つの鉱山でルビーが産出されますが、天然無処理で美しいルビーは、一般的に知られているモゴックと(ごく一部の人にしか知られていませんが…)ナヤンの二か所で無処理のままで美しい結晶が採掘されます。モンスー鉱山で産出されるルビーは、1980年代後半から原石は黒っぽいのですが、黒みを取り除くための加熱処理技術がタイランドで発達したために表舞台へ出てきました。ルビーと同じように人為的に加熱処理をして美しさを改良する宝石は、同じ鉱物コランダム(Al²O³)でブルーサファイアが知られていますが、ブルーサファイアの場合は、ほとんど白い原石(ギウダと呼ばれる)を青くすることも、黒っぽい原石を青くすることも加熱処理でできますが(色を淡くする方向=酸化反応させる、色を濃くする方向=還元反応させる)、ルビーの場合は、色の濃い原石の黒みを取り除くための処理しかできません。
宝石ルビーは、買う時の値段も大切ですが、手放すとき、受け継ぐときにどう査定されるか?は、もっと大切です
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。


