モリスルビー23MKMY004|モリスルビー専門店ブライダルジュエリー指輪(リング)

ルビーの特徴

コクのある赤の濃い色調と高い透明度とガードル部分に生地不足があるものの、きれいなオーバル型のプロポーションが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン（Nam-Ya）で発掘された原石の生地を大切にミックスドカットに磨きました。フェイスアップ（宝石を上面から見た姿）で見た時の縦横と深さのバランスから見て「顔」が大きなルビーで存在感があります。今現在は、結晶の生地を一番たくさん残す方向で磨いていますが、縦横6.5㎜/6.0㎜、そして深さはそのままにリカット（再研磨）すると更に結晶の奥から輝きが湧き上がってくるでしょう。重さは1.20ct前後になるでしょう。大自然の造形美である天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの結晶の生地はとても貴重であるため、敢えてここで研磨をストップしています。さて、このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A」、色の濃淡は「#6」、品質を3つのゾーンに分けた場合、GQジェムクオリティ（最高品質）です。1ctを超えるジェムクオリティは、とても希少であり交換価値のある宝石になりますので、ご購入の際は、ルビー交換価値についての説明を聞いて、しっかりと理解しておくことが大切です。これについては、モリスは2000年に創業してからこれまで、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーを専門に、鉱山での採掘から、原石の選別、研磨作業、銀座店及び京都三条本店での販売から、一度お客様にお持ちいただいていたルビーの再販売代行、ニューヨークで開催されたサザビーズでの出品、落札まで、宝石ルビーの流通については網羅して参りました。原石を採掘するために、またお店に並べるまでにどのくらいのコストがかかるのか？そして、それが販売された後、お持ちのお客様が手放される時に、値段はどうなるのか？宝石ルビーのそれぞれの品質によって、またそれぞれの需要と供給のバランスによって、どのように流通する価格が変わっていくのか？実際にその現場にいなければ分かりえなかった情報です。お買い上げいただく前に是非とも、お聞きいただきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。