モリスルビー23MKMY013
カラット | 1.08ct |
Origin(産地) | Myanmar |
Quality(品質) | |
Size(サイズ) | 6.3/5.2/3.6 |

ルビーの特徴
オーバル型とクッション型の中間的な外観と、純色の赤が強調された素晴らしいルビーの色調、インクルージョンは少しあるものの美しさには影響せず高い透明度を保っていること、そして何よりも強い光の下で見た時に高い彩度のある天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、中北部の中山間地域にあるモゴック(Mogok)で産出されました。業界でも「ノーヒート(無処理)のモゴック産ルビー」といえばブランド的な価値があり、宝石の中では最高級品と呼ばれます。(モゴックと並んでピジョンブラッドルビーを産出する鉱山にナヤン産がありますが、普通の宝石商の知識では分からないと思います)その原石をヤンゴンでオーバル型の輪郭にクラウン側はスター、パビリオン側にステップをつけたミックスドカッとに磨きました。サイズは、6.3㎜/5.2㎜/3.6㎜、重さは1.08ctと非常に存在感があります。まずは、ご自身の手の上に乗せてみて「好きかどうか?」を感じて見て下さい。それで相性が分かると思います。好きなルビーであれば…、次に確認するのは宝石としての品質です。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上で見た場合、美しさは「A⁻」、輝きがあり美しいものです。シルクインクルージョンの密度が少しだけ高いことと、プロポーションの部分(結晶の生地を大切に磨いていますが、パビリオン側のステップのバランスは改良の余地があると思います)が少しだけ改良の余地があるということで「⁻」がついています。それを改良するとひょっとしたら0.95ctぐらいになるかも知れないということを前もってお伝えしておく必要があります。ただ、このルビーが好きだ…という方には、その気持ちを優先していただきたいと思います。そして色の濃淡は「#5」、品質を3つのゾーンに分けた場合GQジェムクオリティ(最高品質)です。このサイズの天然無処理で美しいミャンマー産ルビー、それもGQはとても希少性が高く、高額ですがお持ちになると、いつか受け継ぐとき、または、途中で手放すときに思い出がキラキラと輝きだすはずです。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

