モリスルビー08AT0120

 

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モリスルビー08AT0120

カラット 0.10ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 2.4/2.4/1.8

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー08AT0120 0.10ct Myanmar

ルビーの特徴

四角い形と高い透明度、少し青みを帯びた色調が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州の幻のルビー鉱山ナヤンで実際にモリスの鉱山採掘担当者のイエッチョーが採掘した四角い原石の形、生地を活かしプリンセス型に磨きました。サイズは、縦横2.4㎜/深さ1.8㎜、重さは、0.10ctととても小粒ですがキラキラとした輝きが美しいルビーです。宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#3」、品質を3つのゾーンに分けると、ジュエリークオリティ(高品質)です。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーを銀座などで探していただくと、よく分かりますが、複数個見ることができるお店はほとんどありません。それが欧米のブランドであっても同じことです。非常に希少性が高いのが特徴です。そして、見つかったとしても「非加熱ルビー」と分析結果報告書に「加熱された痕跡が認められない」とコメントされているぐらいでしょう。何年か経って彩度分析を依頼すると結果が変わることがありますので、注意が必要です。さて、モリスが天然無処理で美しいミャンマー産ルビーだと保証できるのは、私たちはそれしか扱わないからです。このルビーに関しても、上述の通り、採掘は、イエッチョー、研磨を担当したのは同じくモリスミャンマーのゾーミンチョー、鑑別及びルビーのデータ収集、加えてインクルージョンの写真を撮影したのは、現在は銀座店のミヨテ(その当時はチョーミンナイが担当しました)すべてを自社で管理しているからです。すでに5万石を超えるルビーのデータがあること(完全なトレーサビリティ)、そして加熱処理の実態を理解するために、採掘現場で発掘された(無処理では美しさに欠ける)原石を自社で加熱処理をするなど、(加熱する前のインクルージョンと加熱した後のインクルージョンの熱変化も顕微鏡で拡大検査、その写真をファイリングした)、目の前にあるルビーだけを見て処理の有無を見分けることができるからです。頭で考えたら単純なことですが、20年以上同じことを続けられたのは「もし、自分がお宝にしたい宝石ルビーだとしたら…どういうものが欲しいのか?」という気持ちです。自分が欲しくなかったらおススメしない…これが、今も変わらないモリスの理念です。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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