モリスルビー08MR056

 

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モリスルビー08MR056

カラット 0.09ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.6/2.3/1.5

ルビー(天然無処理)

モリスルビー08MR056  0.09ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ2.6/2.3/1.5

ルビーの特徴

「こんなかわいいルビーをご覧になられた方はおられるでしょうか…?」天然無処理で美しいミャンマー産、0.01ctの小さなメレサイズのハート型のカボションカットのルビーです。
産出は、幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)ですが、ナヤンルビーの原石は漂砂鉱床特有の小さくても結晶の一番強い部分、芯の部分が残った姿で産出することが多く、お酒でいえば「大吟醸」のようなものです。このハート型にピッタリな姿で発掘された原石のハート型の形をただ整えて、磨いたものです。縦横のサイズが僅か2.4㎜ですが、プリッとしたかわいい形は、まさに大自然の造形美そのものであり、世界にたった一つの個性豊かな宝石ルビーです。ナヤンルビーらしい色調、ほんの少し紫味を帯びた透明度の高い結晶は、深さも十分で立体的です。カボションカットには立体的な結晶であるかどうか?はとても大切な要素で、このように形がよいものは、結晶全体が「色」を発し、テリのある輝きが楽しめます。

このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#4」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。そしてこのルビーの結晶の内なる世界を顕微鏡を使って拡大していくと、また違った印象を受けます。

ルビーの中にスピネルが…
点在する結晶インクルージョンは、その形からスピネルだと考えられます。スピネル(尖晶石)は、古代ギリシャでは、「キューピットの矢」といわれた、尖った形の結晶をしています。そのキューピットの矢と呼ばれた結晶が、ハート型のルビーに入っている…何とも可愛らしい感じがするルビーです。化学組成がMgAl²O⁴で、ルビーのAl²O³とよく似ています。そして、ルビーよりも少し高い温度で結晶する兄弟のような宝石で、同じ場所で産出すること、そしてルビーとよく似た色、姿で産出することで、昔から欧州ではルビーと勘違いされてきた宝石です。エリザベス女王が掲げるインペリアルテートクラウン(王冠)のメインストーンであるブラックプリンスと呼ばれる赤い宝石は、スピネルです。合、

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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