モリスルビー08NR0032〇

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モリスルビー08NR0032

カラット 0.13ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.0/3.0

モリスルビー08NR0032 0.13ct Myanmar Gem

ルビーサイズ3.0/3.0

ルビーの特徴

最高のルビーの色調と高い透明度、コクのある色味と結晶の奥からキラキラと湧き上がってくる輝き、モザイク模様のバランスの良さ、そしてプロポーションの良さが特徴的な天然無処理で美しいルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤンで産出しました。
モリスミャンマーの鉱山開発担当のイエッチョーが発掘した原石を研磨担当のゾーミンチョーが、直径3㎜のラウンドブリリアントカットに磨きました。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#6」で、品質ごとに3つのゾーンに分けた場合、文句なしのジェムクオリティ、最高品質です。そのインクルージョン(内包物)をルーペで覗くと、小さな結晶インクルージョンが確認できるぐらいで、その高い透明度はナヤン産ルビーの代表選手のように感じます。私たちがナヤン産ルビーの特徴をよく知っているのは、自分たちで採掘をしていたからであり、見慣れていることもあるでしょう。

ルビー鉱山のモゴック鉱山とナヤン鉱山の違いは
モゴック鉱山とナヤン鉱山の違いは、モゴック鉱山には、プライマリーソース(一次鉱床)とセカンダリーソース(二次鉱床…漂砂鉱床)の両方がありますが、ナヤン鉱山には、セカンダリーソースしかありません。その特徴は、発掘される時、すでに自然の浸食作用によって半分磨かれた状態のものが多く、結晶の弱い部分が削り取られた状態、小さく丸いものが多いという部分です。対して、モゴック産のプライマリーソースでは、母岩についたまま、比較的大きな結晶も見つかります。インクルージョンは、ナヤン産と比較して大きめなのが特徴です。しかし、これは現場の話であり、一旦、研磨されて、日本に来てしまうと、ナヤン鉱山とモゴック鉱山のルビーは、非常に似通っており、モリスでも、後からルビーだけを見て正確に、この2つの鉱山の違いを言い当てることはできません。スイスにある世界的に名の知れたGubelin Gem Labの博士でも分析結果では判別ができないとの意見です。ナヤン産ルビーは、産出がほとんど無くなっている昨今、珍しいルビーになって行くでしょう。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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