モリスルビー09AT0196

 

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モリスルビー09AT0196

カラット 0.26ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Accessory
Size(サイズ) 3.9/3.3/2.2

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー09AT0196 0.26ct Myanmar Accessory

ルビーの特徴

優しい赤色と輝きが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発掘された原石をクッション型に近い形に磨きました。少し青みを感じさせながらもしっかりとしたルビーの色調は素晴らしい。しかし、ルチルの針状結晶が絹を編んだように内包される、いわゆるシルクインクルージョンが、多く入っていることで透明度は少し低く、結晶の奥から湧き上がってくるモザイク模様のキラキラした輝きが弱い面があります。透明度が少し低いという点以外は、破損の原因になる欠点もありません。サイズは、縦3.9㎜/横2.3㎜/深さ2.2㎜、重さは0.26ctと小粒なルビーですが、顕微鏡でその内側の世界を覗くと、ナヤン産ルビー特有の繊細なシルクインクルージョンが広がります。その密度が少し高すぎたために透明度が低くなっているのですが、それもこのルビーの特徴でありシルクインクルージョン自体が結晶ですので、光が当たるとシルク自体が輝き出したりして個性的だと思います。このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「C」欠点はあるが美しいもの、色の濃淡は「#4.5」、品質を3つのゾーンに分けた場合、アクセサリークオリティ(宝飾品質)です。当然のことですが、クオリティスケール上で見た場合のジェムクオリティ、ジュエリークオリティの真横において比べると存在感は少し弱いかも知れません。比較対象があるとそう見えてしまいますが、その前に手の上に乗せてご覧いただきたいと思います。ちょっと「ぼ~っと」したルビーですが、大切なのは好きかどうか?です。すこし雑な表現ですが、普通のルビーです。スポーツ選手に例えると地区大会で優勝するぐらいでしょうか。日本代表としてオリンピックには出場できないが、一生懸命頑張っているルビーです。そして、ジェムクオリティと比べると10分の1程度の価格。天然無処理で美しいミャンマー産ルビーが安く手に入れられると考えるといいかも知れません。そして、ジュエリーに仕立てる時には、指輪に装着するよりも、ペンダントトップなどジュエリーに装着すると魅力が発揮できると思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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