モリスルビー09DR0269

 

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モリスルビー09DR0269

カラット 0.03ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 1.8/1.8/1.3

ルビールース

モリスルビー09DR0269  0.18ct Myanmar Gem

ルビーの特徴

素晴らしい色調、明度、彩度、透明度のラウンド型のブリリアントカットに磨かれた小粒なルビーは、ミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山ナヤンで、モリスミャンマーの鉱山担当者イエッチョーが発掘しました。
漂砂鉱床であるナヤン鉱山のルビーの特徴は、自然の浸食作用により太古に母岩から離れて土砂の中で揉まれたモノが多く、発掘時には真ん丸のボールのような形の結晶が多いこと、そしてサイズはとても小さいことが特徴です。既に、結晶の弱い部分、割れ、ひびが入った部分は、削り落とされており、小粒な結晶を磨くと驚くほどクオリティの高いルビーになることが良くあります。このルビーもその一つです。サイズは直径1.8㎜の小粒です。

このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、サイズを考えると最高の色の濃淡です。モザイク模様のバランスも良く、結晶の内側からキラキラとした輝きが湧き上がってきます。大きさを考えるとその存在感に驚きます。

Gubelin Gem Lab(グべリン宝石研究所)の研究でもモゴック産とナヤン産のルビーは区別していません
このナヤン鉱山産のルビーは、実は市場ではあまり知られていません。プロの宝石商でも、知っている人はほとんどいないでしょう。それは、ミャンマーでルビー鉱山として認められたのが2000年の事で、非常に新しいということ、そして、モゴック鉱山の知名度が余りにも高いため、昔からモゴック産のルビーとして海外に出ていったという理由があります。実際に、今もスイスのルツェルンにあり、ルビーの研究では100年以上の歴史を誇る宝石研究所、Gubelin Gem Lab(グべリン宝石研究所)の研究でもモゴック産とナヤン産のルビーは区別していません。分析結果報告書の表示は、モゴック産、ナヤン産ルビーと一くくりにしています。モリスが、ナヤン産ルビーだと保証するのは、このルビーを採掘したのがモリスだからです。そういった意味では、ナヤン産ルビーは、市場ではとても珍しいのです。このルビーは、そのナヤン産ルビーの中でも最高級の品質です。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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