モリスルビー09MY0133

 

Contents

モリスルビー09MY0133

カラット 0.03ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 1.9/1.9/1.3

ルビールース

モリスルビー09MY0133 0.03ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ1.9/1.9/1.3

ルビーの特徴

ほんの少し青みを帯びた赤色の色調と淡い色の濃淡、スカッとした印象の高い透明度、そしてピンキッシュでキラキラとしたかわいい印象を持つルビーは、ミャンマー最北部のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で、モリスのイエッチョーが発掘しました。
そして、丸い原石をヤンゴンの研磨工房にて、ゾーミンチョーが、直径1.9㎜のラウンド型宝石上部はテール部とクラウン、パビリオン側(先のとがった部分、キューレット側)をブリリアントカットに形を整えたあと、ミンゾーがピカピカに磨きました。サイズは直径1.9㎜、重さは、0.03ctの小粒なサイズですが、輝きが強いため非常に存在感があります。

このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさが「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#3」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティです。

産地鑑別の難しいルビーをモリスが分けて保証書に表示しているのは、トレーサビリティです。
ナヤン産のルビーは、サイズこそ小さいものが多いのですが、ミャンマーの他の鉱山、世界的に有名なモゴック鉱山と、主に人為的な加熱処理をして市場にでるモンスー産ルビーと比べると、結晶がとてもクリア、透明度の高いものが産出する確率が高いという特徴があります。この産地による結晶の違いは、一般的にはほとんど知られておらず、100年以上ルビーの研究をしているスイスのグべリン宝石研究所でさえ、成分分析をしてもハッキリとモゴック産とナヤン産の違いを区別できないとの意見です。(モンスー産ルビーは、産地鑑別はできるため、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーのほとんどは、モゴック産かナヤン産です)その産地鑑別の難しいルビーをモリスが分けて保証書に表示しているのは、トレーサビリティです。鉱区で自社で採掘し、自社で研磨、インクルージョンの顕微鏡拡大写真の撮影し、そこで保証書を作成するまでを一貫して管理しているから可能になっている訳です。その目的は、今の分析技術で判別できない産地の違いも、100年後には分かるようになるかも知れません。希少価値の高い、天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、もうすぐ資源が枯渇すると言われています。その時に、他のモノと見分けられるようにデータを残しておくことはとても重要だと思います。この小さいがキラキラ輝くルビーも大切にして貰って、いつか、トレーサビリティの無処理で美しいミャンマー産ルビーがどんな宝石かを宝石学の研究の分野でも価値を持つと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

Contents
閉じる