モリスルビー10FY0037

 

Contents

モリスルビー10FY0037

カラット 0.02ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 1.8/1.8/

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー10FY0037 0.02ct Myanmar

ルビーの特徴

紫味を感じさせながらもしっかりとした赤い色調と高い透明度の小粒なラウンド型ブリリアントカットに磨かれた天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、北部カチン州の幻のルビー鉱山ナヤンで産出した漂砂鉱床特有の小さく丸く磨かれた結晶をヤンゴンで磨きました。直径1.8㎜、重さはわずか0.02ctの小さなルビーですが、とても重要なジュエリーに使われるでしょう。主にこのサイズの高品質なルビーは、モリスがつくる結婚指輪、婚約指輪の内側に装着します。ルビーは太古より「守護」「愛情」「生命力」などを表す宝石として大切にされてきました。指に着けて表から見ると内側のルビーは見えませんが、時々、指輪を外した時にキラッと輝き、結婚式で指輪を交換した瞬間を思い出すことでしょう。結婚指輪を交換する習慣は、古代ローマ時代には既に史実として指輪なども残っていますが、なぜふたりが指輪を交換するのか?という部分は、古代ギリシャ神話で登場する大王ゼウスが、約束を忘れてしまったプロミテウスに「約束を忘れない」ように指輪をはめた…ことが始まりだとされています。それだけ長く残ってきた習慣には、意味があると思います。日本でも記念日(アニバーサリー)を辞書で調べると、「忘れたくないおもい、記憶を形にして残しておくこと」と出てきます。人生で大切な儀式である結婚式で使う指輪に相応しい宝石であるために…この小粒なルビーもインクルージョンの顕微鏡拡大写真の撮影、品質判定および保証書発行まで大きなルビーと全く変わりない扱いを受けてきました。小粒な最高級品です。これからのおふたりの思い出カプセルになっていくでしょう。さて、このルビーを宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#4.5」、大きさから考えると最適な色の濃淡、逆に#6の濃淡であれば、直径1.8㎜のルビーでは濃すぎると判断した方が良いでしょう。それを加味するとジェムクオリティです

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

Contents
閉じる