モリスルビー11JL0228

 

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モリスルビー11JL0228

カラット 0.20ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Accessory
Size(サイズ) 3.2/3.2/2.2

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー11JL0228 0.20ct Myanmar Accessory

ルビーの特徴

若干紫味を帯びた色調、美しいピンク色ときれいなプロポーションのピンクサファイア(ピンキッシュルビー)は、ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック(Mogok)鉱山で産出された天然無処理で美しいミャンマー産、その丸い原石の形を活かしてラウンド型のブリリアントカットに磨きました。この色の濃淡のモノは、一般的にはピンクサファイアと呼びます。私たちモリスは、ルビーの色が薄くなったものなのをピンキッシュルビーという呼び方をしますが、さすがにここまで色が淡くなったらピンクサファイアと呼んだ方がしっくりくるかも知れません。どちらにしろ、呼称が違っても宝石としての価値は、宝石品質判定のクオリティスケールを使えば正しく判断できます。その宝石品質判定のクオリティスケール上で、このピンキッシュルビーを観た場合美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#2」、品質を3つのゾーンに分けた場合、アクセサリークオリティ(宝飾品質)です。これをピンクサファイアのジェムクオリティと呼んでも、ピンキッシュルビーのアクセサリークオリティと呼んでも、宝石としての価値は同じです。なぜ呼称の問題が起こるか?といえば、売る側としては、ルビーと呼ばれた方が高く売れるからです。鑑別業者の発行する「鑑別書」に宝石名ルビーと書かれることが重要になります。しかし、鉱山で採掘していれば分かることですが、原石には「商品名」はついていません。誰かの都合で勝手に人間がつけるのが呼称です。大切なことは「事実」です。そういった意味で、宝探しをした経験を活かして、どの品質の原石が、どのくらい産出するのか?そしてどの品質のルビー、この場合はピンクサファイア(ピンキッシュルビー)が市場では人気があるのか?要するに需要と供給のバランスをしっかりと見て価値判断するべきなのです。そして、呼称よりももっと大切なのが、その宝石を手の上に乗せて「好きかどうか?」という部分です。人には、感性があって、好きかどうかを見分けることができる。それは誰かがつけた名前などに影響されない大切な能力だと思うのです。それに気づいていただきたいので、モリスでは、定期的に、品質判定のセミナーを開催しています。ご興味のある方は、ご参加ください。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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