モリスルビー12AT0069

 

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12AT0069

カラット 0.12ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 3.0/3.0/1.2

ルビー(天然無処理)

12AT0069 0.12ct Myanmar Gem

ルビーサイズ

ルビーサイズ 3.0/3.0/1.2

ルビーの特徴

ほんの少し紫味を感じさせる素晴らしいルビーの色調と高い透明度、しっかりと色が濃いが、結晶の形が良く縦横に対する深さのバランス、プロポーションが良いため直径3㎜と小粒ながらしっかりとした輝きが湧き上がってくる天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
産出は、ミャンマー最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)です。ナヤン鉱山は、漂砂鉱床であるため、太古より自然の浸食作用によってカルシウムの真っ白い(大理石)母岩から離れ、結晶の弱い部分が削られたため、小粒で丸くなり、透明度の高い結晶が多く発掘されます。このルビーの原石もそうです。

そして漂砂鉱床で産出した小さく丸いルビーの原石
そして漂砂鉱床で産出した小さく丸い原石をラウンド型のブリリアントカットに磨くと、小さくてもダイヤモンドのようにキラキラとした輝きを放つルビーになります。少し離れたところから見ても赤く鋭い輝きを放つのでとても存在感があります。採掘作業を担当したのは、モリス社員のイエッチョー、そしてこのルビーを磨いたのは同じくモリスミャンマーで研磨を担当するゾーミンチョーです。

このルビーの品質判定のクオリティースケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#5」、品質をクオリティスケール上で3つのゾーンに分けてみると、最高品質「ジェムクオリティ」です。ミャンマー産の天然無処理で美しいルビーのジェムクオリティの中で素晴らしいものを「ピジョンブラッドルビー」と呼びますが、このルビーも十分にその品質です。ただ、ルビーの場合は、サイズによって最適な色の濃淡が少しずつ変化します。0.5ct(直径3.5㎜以下)になると濃淡が「#4.5」ぐらいが一番、彩度が高くなるものが多く、クオリティスケールだけで判断できないところもありますので、私個人的な意見として、いつも申し上げているのは、クオリティで選ぶのではなく、まず「そのルビー」をご自身の手の上に乗せて「好きかどうか?」という目線で相性を感じてほしいと思います。そして、好きなルビーがどういう品質で、なぜその値段なのか?を後から聞いていただくようにおすすめしています。なぜなら、品質が高くても好きになれないルビーもあるからです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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