モリスルビー13JE0057
カラット 0.06ct
Origin（産地） Myanmar
Quality(品質) jewelry
Size(サイズ) 2.5/2.5/1.2
ルビー(天然無処理)
モリスルビー13JE0057 0.06ct Myanmar jewelry
ルビーサイズ
ルビーサイズ2.5/2.5/1.2
ルビーの特徴
直径2.5㎜の小粒なメレサイズですが、素晴らしいルビーの色調と高い彩度と透明度が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
産出は、ミャンマー最北部カチン州にあるモーガンから北に3時間ほどオートバイで走ったところにある幻のルビー鉱山ナヤン（Nam-Ya）で発掘されました。幻の…という表現をしているのは、ナヤン鉱山が正式なルビー鉱山として認識されたのは2000年のことで、しかもアクセスの悪いカチン州の州都ミチナーから自動車で6時間ほど山岳地帯に入ったところ、電機も水道も通っていないエリアだったことにより、外国人がほとんどアクセスしていなかったことが理由だと思います。テレビでも以前「世界最後の秘境…」とそのエリア周辺を紹介していたことでもへき地なのが分かります。モリスは、2004年にナヤンに到達し2007年から、5年間そのナヤンの自社鉱区で採掘をしていました。現在は、色々な事情で自社による採掘はしていませんが、その時の経験や調査によって、今の天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの産出状況、価値判断に必要な品質ごとの出現率が分かるようになりました。
ルビーをどのくらい採掘すれば、どの品質の原石が、どのくらい発掘できるか？
実際にやってみなければ一生分からなかったことがたくさんありました。今現在、モリス銀座店に勤務するミヨテもそのころは、日本とナヤンを行ったり来たりしていました。どのくらい採掘すれば、どの品質の原石が、どのくらい発掘できるか？毎日、日本まで写真が届き、日本にいる社員が祈るような気持ちで原石の発掘を待ちました。世界広しといえど、宝石商が実際に宝探しを続けた歴史は無かったと思います。今だれか、やるといい始めたら、全力で反対したいと思うのは、あれほど非効率で、やってはいけないことはないと実感しているからです。その希少性や現地の人々と一緒に「宝探し」をしたことによって感じられた感覚が、今のモリスルビーの宝石ルビーに対する考え方のベースになっています。さて、この小粒なメレサイズのルビーにも、身体を張って泥だらけで危ない鉱区で頑張ったイエッチョーの想いがこもっていると思います。モリスミャンマーのイエッチョーが採掘した小さくて丸い原石の形を活かしてラウンド型のミックスドカットに磨きました。
このルビーの品質判定のクオリティースケールは
美しさのスケールは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「＃4.5」このサイズとしては最適な濃淡です。そして品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ（高品質）です。
ルビーの内包物
天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。