モリスルビー13JE0084

 

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13JE0084

カラット 0.92ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 2.6/2.6/1.6

ルビー(天然無処理)

モリスルビー13JE0084 0.92ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ 2.6/2.6/1.6

ルビーの特徴

ナヤン鉱山産出のルビーらしい紫味を帯びたコクのある色調と高い透明度は、顕微鏡でみなければ確認できない小さな結晶インクルージョン、そして更に同じく倍率を高めないと見落としてしまうぐらい小さなシルクインクルージョンが入っているのみ、驚くほど高いものです。
ミャンマー最北部カチン州のナヤン鉱山でモリスミャンマーのイエッチョーが発掘した小さく、丸い原石をヤンゴンのゾーミンチョーがラウンド型のブリリアントカットに磨きました。サイズは、縦横2.6㎜/深さ1.6㎜、重さは0.08ctの小粒ですが、立派な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#4.5」、サイズを考え合わせると最適な濃さです。品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。

結婚指輪にも多く使われるルビー
最近では、このサイズのルビーを結婚指輪に使われる方が増えています。世の中では、結婚指輪といえばダイヤモンドであり、その硬度の高さから、昔から「変わらない」「変えられない」ものの象徴だったことから「約束」(約束はコロコロ変えられると困るので…)を表す宝石として結婚指輪に使われ始めましたが、16~17世紀以降であり、歴史的には、ルビーの方が遥かに長いのがあまり知られていないことです。ハートマークが赤いように「愛」を表す宝石がルビーであることに異論はないと思います。国立科学博物館、名古屋市立科学館で開催された特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」の第4章で展示されていた3700年前から現在まで、200点以上におよぶ指輪を歴史ごとに見ていくと、伝統的に結婚に使われていた宝石はルビーでした。16世紀以降にルビーのリングとダイヤモンドのリング2本を組み合わせた「ギメルリング」が登場し、ダイヤとルビーで「永遠の愛」を表すようになりました。そして現在は、産出が豊富なダイヤモンドだけになり、入手が非常に困難な天然無処理で美しいルビーは結婚指輪では使われなくなりました。今から100年以上前に、ルビーの人工合成石が出回って、ルビーの価値が分からなくなったことも影響していると思います。その証拠に、祖母の代の結婚指輪の多くはルビーのリングです。この様に時代によって結婚指輪のトレンドも変わっていきますが、伝統的な形、ダイヤとルビーで永遠の愛…モリスが復活させていきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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