モリスルビー13JL0130

 

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モリスルビー13JL0130

カラット 0.53ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 5.5/3.9/2.9

ルビールース

モリスルビー13JL0130  0.53ct Myanmar  Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ 5.5/3.9/2.9

ルビーの特徴

しっかりとした赤色に加えて、僅かに紫味を感じさせながら、光の当たり方によって多彩な表情を見せる色調と高い透明度、そして少し面長な楕円形(オーバル)のプロポーションが特徴的なミャンマー産の天然無処理で美しいルビーです。
サイズは、縦5.5㎜/横3.9㎜/深さ2.9㎜と少し長いプロポーション、後述しますが、あるスタイルのジュエリーには、ピッタリです。そして重さは0.53ct、見た目が大きく見えるルビーです。

このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4」、品質によって、3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)になります。このクオリティによって3つのゾーンに分けることについて、宝石品質判定を提唱されている諏訪会長は、品質を見分けたとしても、その宝石の需要と供給のバランスを見なければ、価値判断はできない…と論されます。そして、そのことを実感したのは、自社でミャンマー最北部カチン州のルビー鉱山(ナヤン鉱山)を5年に渡って採掘した時のことです。

採掘している私たちは、もちろん毎日「宝探し」をするわけですが、ジュエリークオリティ(高品質)な原石に出会うのは稀なことでした。
採掘している私たちは、もちろん毎日「宝探し」をするわけですが、ジュエリークオリティ(高品質)な原石に出会うのは稀なことでした。(産出するコランダムは、人為的な処理をしないと宝石としては使えません。ほぼ100%天然無処理のダイヤモンドとは違い、ルビーのほとんどが加熱などの人為的処理がされるのは、出現率が低いから)大自然は、人間の都合で存在はしていない。私たちは、ただ大切にすることしかできません。鉱山では、天然無処理で充分に美しいアクセサリークオリティ(宝飾品質)であっても宝物を見つけた気分、感動します。しかし、宝石が流通する時の値段を考えると、冷静に鉱山での出現率と海外での流通する現場での需要を把握しなければなりません。例えば、広告宣伝で需要をつくったとしても、その後、どんどん発掘され、供給されると経年変化の無い宝石は、市場で溢れかえってしまいます。自然と供給過多になり取引値段は下がって行きます。逆もまた然り、既に鉱山の資源が枯渇した、ゴルコンダダイヤモンドやカシミール産ブルーサファイアを見ると良く分かります。そして、同じルビーであったとしても、産地別でもクオリティスケールは違いますし、同じ産地のルビーであっても、処理の有無によってクオリティスケールは違います。価値をはかる目安、モノサシであり、そのモノサシ上で、一つ一つ違うルビーの品質、需給のバランスをみることが一番フェアであり、重要なことです。アクセサリークオリティ数百個に一つ、ジュエリークオリティが出現し、ジュエリークオリティ、30~50個に一つジェムクオリティが出現する…当然希少性が全く違います。品質判定の重要性がお分かりいただけると思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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