モリスルビー13Jy0038

 

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モリスルビー13Jy0038

カラット 0.02ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 1.8/1.8/1.0

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー13Jy0038 0.02ct Myanmar

ルビーの特徴

少し硬い感じを与える青味が少し強い色調と高い透明度、彩度、そして正確なラウンド型ブリリアントカットに整えられたプロポーションの天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、モリスミャンマーの鉱山担当をしたイエッチョーが、同国最北部にあるカチン州にあるまだ知る人の少ない「幻のルビー鉱山」ナヤン(Nam-Ya)で発掘しました。結晶した時の環境はモゴック鉱山と同じく「接触変成岩起源」、2000万年前に地下40㎞もの深い地層で海底のカルシウム分でできた堆積岩がマグマと接触して大理石に変成するときに生まれた宝石ルビー、要するに大理石の中で育ったルビーです。長い大自然の浸食作用によって大理石を離れた状態で土砂に埋もれている宝石、ルビーを探す「漂砂鉱床」しかないナヤン鉱山の特徴は、産出される原石のほとんどが小粒で透明、このルビーのように直径2㎜にも及ばないメレサイズの高品質ルビーでは、世界最高品質を産出するということです。モゴック鉱山のシュエピィアエ鉱区などでは、そっくりな原石も産出しますが、その鉱山も漂砂鉱床です。さて、そうやって地表に出てきた原石と漂砂鉱床で奇跡的な出会いがあり、遠く離れた日本まで旅をしてきたこのルビーです。サイズは、直径1.8mm/深さ1㎜、重さは0.02ctの小粒なサイズ、宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)ですが、このルビーは、チームモリスが「人類最後の秘境の地」などとテレビで放映されたカチン州の山奥で、採掘をして、研磨して日本まで持ち帰った「お宝ルビー」です。小さく値段を聞いたらダイヤモンドのメレサイズとあまり変わらないじゃないか…と言われてバカにされそうですが、採掘された場所、研磨した職人、インクルージョンの写真を撮る担当者まですべて分かる、どうやってお客様のところまでやってきたのか?分かるメレサイズのルビーは、世の中に存在していないと思います。特別なメレサイズなので、結婚式で使う指輪など意味のあるジュエリーに使っていただきたいと思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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