モリスルビー14MY0012

 

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モリスルビー14MY0012

カラット 0.04ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質)
Size(サイズ) 2.0/2.0/1.2

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー14MY0012 0.02ct Myanmar

ルビーの特徴

キリッとした輝きが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、ミャンマー中北部の中山間地域にあるモゴック鉱山で採掘されたコロッとした原石をラウンド型のブリリアントカットに磨きました。高い彩度、透明度と上述の通り、キリッとしたピンク色の輝きが結晶の奥から湧き上がってきます。そのサイズは縦横2.0㎜/深さ1.2㎜、重さは0.04ctと、かなり小粒ながら、なかなかの存在感があります。宝石品質判定のクオリティスケール上でみた場合、美しさは「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#3.5」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)になります。メレサイズと呼ばれる直径2㎜台以下のサイズについては、縦横5㎜以上の大きなサイズと色の濃淡を見る上で調整する必要があります。もし仮にこのルビーの色の濃淡「#6」であった場合、通常の光源では十分な美しさが発揮できないかも知れません。「どれだけ小粒でも#6でないと嫌だ」とおっしゃる方も居られたので、色の濃淡については、それぞれ個人の好みが関係してくるので一概に私たちが決めつけるわけにはいきません。濃いルビーがお好きな方のご意見では、「明るい所で、濃いルビーと淡いルビーを横に並べたら濃いルビーが高級品に見える…」と仰ってました。実際にやってみたら、その通り、少し濃すぎるルビーとちょうど良い濃淡(#5)のルビーを強い光の下で比べると、軍配は濃いルビーに上がりました。モリスでは、色の濃淡についてクオリティスケールを見る時に、サイズによって調整しながら見ていますが、はやり0.5ct以下のモノ、0.5ct以上、Ⅰct以上、2ct以上、そして3ct以上とそれぞれ最適な色の濃淡は変わっていくということをお伝えしたいと思います。このルビーは、サイズ的に考えると、エタニティリングに複数使われるルビーの一つになるか、もしくはブライダルリングの「愛」を表現するメッセージと共にメインストーンとなるか、どちらかだと思いますが、どちらにしろ、キリッとした力強い輝きで活躍してくれると思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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