モリスルビー17JY0001【SOLD】

Contents

モリスルビー17JY0001

カラット 0.80ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 5.6/4.8/3.1

モリスルビー17JY0001 0.80ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ5.6/4.8/3.1

ルビーの特徴

ミャンマー産ルビーの特徴的な少し青色を帯びたピンキッシュカラーと少し歪んだクッション型のルビーです。
大きさは、縦5.6㎜/横4.8㎜/深さ3.1㎜とフェイスアップで見た場合、少し歪んだ感じがしますが、全体的にバランスがよく、重さは0.80ct残りました。サイズ感は、1ctのルビーとほとんど遜色ないレベルで、とても大きく立派、存在感があります。大きな結晶がとても少ない天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、サイズ感がとても大切な要素であり、大きさは品質です。少しシルクインクルージョンが多く内包されているため、透明度が少し低く、それによって優しい輝きを放っています。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「B」美しいもの、そして色の濃淡は、「#4.5」、宝石の品質によって3つのゾーンに分けた場合は、ジュエリークオリティになります。さて、このルビーを産出したのが、ミャンマー中部のモゴック鉱山のプライマリーソース「カドゥタット鉱区」で発掘されました。

ルビーの一次鉱床について
このプライマリーソースとは、一次鉱床、このカドゥタット鉱区は、モゴック地方に広がるカルシウム分の多い白い岩盤を掘削しながらルビーを探す採掘方法です。真っ白い氷のような大理石を母岩として結晶するルビーは、太古より最高級とされてきましたが、実際に岩盤の中にポツンと真っ赤なルビーが見つかると何とも言えない不思議な感覚を覚えます。ルビーが赤くなるためには、鉄分やクロム(Cr)が必要ですが、ミャンマー産ルビーの特徴は、赤く発色するための着色原因のほとんどがCrクロムであるということです。他の産地と比べると極端に鉄分の含有率が低い。…このクロムがどこからやって来たのか?地表には少ない元素と言われていますが、ミャンマー、ヤンゴン大学のモリスルビー研究所を率いてくれたミンカイ教授の説では、太古にインド洋で生きた生物が持っていたクロムが、インドの大陸移動でミャンマーに集まった…というもの(私はこの説が大好きだが…)があります。また、地下40㎞で結晶したとされるミャンマー産ルビーですが、地下40㎞には、地表よりもクロムが多いとも言われています。どちらかは分かりませんが、大自然の造形美…大切にピカピカに磨いて、次の世代へ受け継いで行きたいと思います。
ルビーといえばミャンマーの「Mogok」モゴック鉱山、「Nam-Ya」ナヤン鉱山が世界的に有名です。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

SONY DSC

SONY DSC

Contents
閉じる