モリスルビー17JY0039【SOLD】

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モリスルビー17JY0039

カラット 0.61ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Gem
Size(サイズ) 5.2/4.4/3.3

モリスルビー17JY0039 0.61ct Myanmar Gem

ルビーサイズ5.2/4.4/3.3

ルビーの特徴

ほんの少し青味を感じさせながら、しっかりとした赤色が強い色調と高い透明度、そして独特なプロポーションが特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーです。
産出したのはミャンマー中部にあるルビーの鉱山としてはブランドのモゴック「MOGOK」です。大きさは、縦5.2㎜/横4.4㎜/深さ3.3㎜、重さは、0.61ctです。貴重な原石の魅力を、生地を最低限の研磨作業で表現しようとするモリスSGカットで磨きました。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
美しさ「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#5.5」、そして品質を3つのゾーンに分けた場合は、最高品質、ジェムクオリティです。

伝統的なルビーの産地モゴック鉱山について
このルビーを産みだしたモゴック鉱山について、ニューヨーク市立大学の地質学の博士であり、モゴック鉱山を研究されDr. Ted Themelisの著書では、1500年代前半の大航海時代に世界初の地球一周を実現したマゼランの艦隊が、ビルマ(現在のミャンマー)のことを発見しており、その文章にルビーが金よりも価値のある宝石として取引されているという記述があり、その後に欧米諸国がミャンマーにルビーを探しに来ているそうですが、その時には、ビルマではルビーの価値は金を超えるものであった…ということは、立派な宝石文化が存在したということではないでしょうか?(もちろんミャンマー現地では、お釈迦様の時代から重要な宝石でしたが…)さて、それから500年以上、世界へ最高のルビーを送り出し続けたモゴック鉱山ですが、残念ながら、最近では、ルビーの原石の産出は非常に少なくなっており、資源の枯渇が心配されています。もちろん、昔から、モゴックやナヤン鉱山のルビー(接触変成岩起源)は、大きなものは産出し難い、産出される場所が限られている、産出される結晶が小さい…などが理由で、宝石として高い価値がある訳ですが…そろそろ鉱脈の限界に近付いていることは、この20年間で実感しています。モリスシンギュラリティカットで、原石の生地をなるべく大きく残したいという現場で感じた気持ちからスタートしました。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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