モリスルビー17JY0049【SOLD】

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モリスルビー17JY0049

カラット 0.29ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 4.6/3.2/2.2

モリスルビー17JY0049 0.29ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ4.6/3.2/2.2

ルビーの特徴

ほんの少し青味を感じさせるピンキッシュな色調と高い透明度、そして立体的かつ個性的な形の天然無処理で美しいルビーです。
希少なモゴック産の結晶の生地を最大限に活かしたモリスSGカットで磨きました。大きさは、縦4.6㎜(写真では横)/横3.2㎜/深さ2.2㎜、重さは0.29ctに仕上がっています。ミャンマーモゴック鉱山で産出された平べったい原石は、大きさを最大限に残しながら、原石の魅力を表現するのはとても難しいのです。苦慮した結果、宝石上面をローズカットとしてファセット(切子)面をつけました。そして、下部にステップをつけて磨きました。ローズカットは、バラのつぼみを思わせることからつけられた呼称で、今のファセットカットの宝石を逆さまにしたように見えます。宝石上面がドーム型に盛り上がった部分にファセット(切子)面をつけ、そして宝石下部は平たい形になっているものです。

大きさを残しながら、ローズカットの立体的な表面の輝きと、パビリオンから反射する輝きがあるルビーになりました。
ルネッサンス後期には登場していたスタイルですが表面のファセットがキラキラと反射するものです。今の宝石の形の主流は、横から見たときに逆三角形、上面が平らなテーブル面とそれを取り囲むクラウン、下部に尖った部分(キューレット)とそれを取り囲むパビリオンで構成されています。これは、一度、結晶の中に光を取り込んで、それを宝石下部のファセットで反射させ、その光をテーブル、クラウンのファセットからモザイク模様を浮かび上がらせるスタイルです。結晶にある程度の深さが無いとその美しさは充分に発揮されません。この写真のルビーの結晶の生地を最大限に残しながら魅力を表現するには、上面がローズカット、下面にステップをつけたミックスドカットに磨くのが良いはずだというモリスのミヨテの提案でした。結果として、この難しい形の原石に命が吹き込まれたようです。大きさを残しながら、ローズカットの立体的な表面の輝きと、パビリオンから反射する輝きがあり、個性的などこにも無い魅力です。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは
輝きがあり美しいもの「A」そして色の濃淡は「#4」のジュエリークオリティに仕上がりました。ペンダントトップなどに装着するとその魅力が発揮されると思います。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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