モリスルビー18AT0108

 

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モリスルビー18AT0054

カラット 0.27ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 4.2/3.2/2.1

ルビー(天然無処理)

ミャンマー産 天然無処理ルビーモリスルビー18AT0108 0.27ct Myanmar Jewelry

ルビーの特徴

とにかく高い彩度とモリスシンギュラリティカットによる形が特徴的な天然無処理で美しいミャンマー産ルビーは、最北部カチン州にある幻のルビー鉱山ナヤン(Nam-Ya)で発掘された原石、結晶の形と生地を活かすべく磨きました。サイズは、縦4.2㎜/横3.2㎜/深さ2.1㎜、重さは0.27ctです。ナヤン産ルビーを代表するような蛍光性の強い不思議な輝きを放ちます。小粒ですが、力強くキラッと輝くため存在感があります。美しさは、ほんの少し青味が強いため「A」輝きがあり美しいものですが、私個人的には結晶の美しさは「S」の格があると思います。そして色の濃淡は「#3.5」、品質を3つのゾーンに分けた場合、ジュエリークオリティ(高品質)です。上述の通り、ナヤン産ルビーには、蛍光性が強く加えて透明度が驚くほど高いものが時々産出します。モゴック産のそれとは少し違って、ピンキッシュなのに力強い印象があります。同じ色の濃淡であってもナヤン産のそれは明らかに赤が淡くなったピンク色ではなくコクのあるピンク色と表現したくなるような独特な色目です。
面白い話で、ルビーと類似石で知られるレッドスピネルという宝石がありますが、同じようにナヤン産のレッドスピネルの中には、他の産地のものとは明らかに違う「ホットピンク」という色目のものがありとても高く評価されています。スピネルもミャンマー産が一番高く評価されていますが、その中でもナヤン産のホットピンクという色目がとても人気があります。ナヤンには、ピンク色になると特別な発色をする何かがあるのでは…と考えてしまいます。さて、この独特な形のピンキッシュルビーは、どのようなジュエリーとなるのでしょうか?ピンキッシュで小粒だとはいえ、これだけ存在感のあるルビーなので、私としてはメインストーンとしてピンブローチやまた、左右形の違うルビーを使ったピアスなど、妄想が頭の中で膨らんでいきます。ご興味のある方は、是非、モリスに問合せをいただき、一度実際にご自分の手の上に乗せてみて下さい。相性が良ければ運命のルビーになるかも知れません。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

この記事を書いた人

森孝仁

株式会社モリス 代表取締役社長

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