モリスルビー18AT0296

 

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モリスルビー18AT0296

カラット 0.52ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 5.6/4.0/2.8

ルビールース

モリスルビー18AT0296  0.52ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ 5.6/4.0/2.8

ルビーの特徴

梨型(ペアーシェイプ)の形、ほんの少し褐色味を帯びた色調とインクルージョンが殆ど確認できないぐらい高い透明度が特徴的な天然無処理で美しいルビーは、カチン州ナヤン鉱山で採掘された原石をモリスミャンマーの研磨工房で磨いたものです。
この様な、梨型に向いた原石は、漂砂鉱床(太古に母岩から離れて土砂に埋まっている結晶をある特定の地層を水の力で洗いながら探す鉱法)で見つかる原石は、長い年月をかけて重たい土砂に揉まれてきたため、ある程度ラフな感じ研磨されており、自らがどんな形になりたいか?教えてくれるような印象があります。母岩に付いたままの原石よりは、「ここは、結晶が弱いので、外しておきました!」というように、原石の結晶自体が、色々とアピールしてくれて、研磨する形を感がる時に優しいとおもいます。モゴック産ルビーよりもナヤン産ルビーの方が、研磨している時のトラブルは少ないように感じます。さて、このペアーシェイプのルビーですが、母岩から考えるとかなり長い距離と時間をかけて旅をした宝石です。

私たちの目の前に現れたルビー…大自然からの贈り物です
インド半島が、南半球、南極があったところから1年間に15㎝も大陸移動しながら、海底に堆積した太古の生物のカルシウムをブルドーザーのように北へと押し上げていった地層が、ユーラシア大陸と衝突し始めたのが今から5000万年前と言われています。地球を縦断した地層です。その時に地球の奥深くへ沈み込んでいくプレートにのってカルシウムの堆積岩が40㎞ともいわれているが地底深くまで移動し、そこでマグマと接触し、堆積岩(学校で使うチョーク)が大理石のように変成していったのがルビーの母岩。その中で育まれたのが、ミャンマー産ルビーですから、このペアーシェイプのルビーも太古に生きた生物のカルシウムが、地底深くに沈み込んで結晶し、その後、ヒマラヤ山脈の麓、地表まで上がってきたということです。長い時間旅をして、私たちの目の前に現れたルビー…大自然からの贈り物としか言いようがありません。サイズは、縦5.6㎜/横4.0㎜/深さ2.8㎜、重さは0.52ctの堂々とした大きさ、そして宝石品質判定のスケール上では、美しさ「A」輝きがあり美しいもの、色の濃淡は「#4」のジュエリークオリティです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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