モリスルビー19AL0071〇

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モリスルビー19AL0071

カラット 0.65ct

Origin(産地) Myanmar

Quality(品質) Jewelry Quualty

Size(サイズ) 5.5/4.8/2.5

モリスルビー19AL0071 0.65ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ 5.5/4.8/2.5

ルビーの特徴

ピンキッシュな色調と高い透明度、丸く形の良い原石を特徴的な結晶をオーバルミックスドカットに磨きました。産出は、ミャンマーで一番北にある公式なルビー鉱山Nam-Ya(ナヤン)です

このピンキッシュな色調と色の濃淡は、ルビー専門店であるモリスでは、ピンキッシュルビーと呼びますが、鑑別業者の発行する分析結果報告書(通称:鑑別書)では、ピンクサファイアと記載されるでしょう。呼称が違うことは、ご購入前に説明をしっかりとさせていただきたいところです。少し説明が必要ですが、ルビーとサファイアは、同じコランダム(Al²O³)という鉱物です。ダイヤモンドが「C」炭素の結晶であるのに対し、コランダムは「Al」アルミの結晶です。そのコランダムに鉄とチタンが入ると青いブルーサファイアになり、クロムという金属元素が入って赤くなったものをルビーと呼びます。要するに、同じ鉱物ですが、含有されるクロムの密度が低くなると赤色が淡くなって行きます。そして、ある程度の色の濃淡よりも淡いものをピンクサファイアと呼びます。ピンク色であれば、ピンクサファイア、赤色であればルビー…と言葉で表現すればいたってシンプルですが、その境界線はどこなのか?という話になると、この宝石に対する「呼び名」について議論が盛り上がります。私自身の個人的な意見としては、呼び名は、その宝石の持ち主が、しっかりと品質判定をした上で、つけるものだと考えています。

このルビーの品質判定のクオリティスケールは

美しさが「A-」美しい色調と高い透明度が特徴的ですが、テーブル下部にインクルージョンと小さなフラクチャーがあり、ほんの少し美しさに影響しているのでAマイナスの表示にしています。そして色の濃淡は「#3」のジュエリークオリティです。そして、ジェムクオリティ、ジュエリークオリティ、アクセサリークオリティの3つのゾーンに分けて、それぞれ価値判断すれば、値段が分かります。要するに、ピンキッシュルビーと呼んでもピンクサファイアと呼んでも、値段は変わりません。大切なのは、産出する量と、それぞれの品質のルビーの人気度…一言で言うと需要と供給のバランスです。ルビーと呼べば値段が上がり、サファイアと呼べば値段が下がる状況の方がおかしいのでは、と感じます。そして、一番大切なの事は、このピンキッシュルビーを着けて楽しむ方が、将来いつか次の方に受け継ぐ時に、思い出がキラキラと輝きだすかどうかです。そう考えると、呼び名よりも、天然無処理で美しいかどうか?の方が、遥かに重要だと思うのです。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

19AL0071

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