モリスルビー19JY0090

 

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モリスルビー19JY0090

カラット 0.34ct
Origin(産地) Myanmar
Quality(品質) Jewelry
Size(サイズ) 4.2/4.2/2.5

ルビールース

モリスルビー19JY0090  0.34ct Myanmar Jewelry

ルビーサイズ

ルビーサイズ4.2/4.2/2.5

ルビーの特徴

少し紫味の強い色調ながら高い透明度、バランスの良いプロポーションが特徴的なルビーは、ミャンマー最北部カチン州のナヤンルビー鉱山で発掘された、漂砂鉱床特有の丸く角の取れた結晶の形を活かし、ラウンド型のブリリアントカットに磨きました。
ダイヤモンドと比較すると結晶上部分のテーブル、クラウン側のファセット(切子)面の数が少ないシングルと呼ばれるスタイルにしています。ルビーの場合は、結晶の色の濃淡、または、透明度などの要素が複雑に絡んできますが、フェイスアップ(テーブル面を上から見た姿)で見た場合、縦横5㎜以下の結晶にあまり多くのファセットをつけるとルビーのしっかりとした赤色が表現できなくなることが多く、見た目の大きさとその結晶の内容によって判断しなければならない部分です。このルビーは、元々の結晶の形が良かったため、非常に良いプロポーションに仕上がりました。大きさは、縦横4.2㎜/深さ2.5㎜、重さは0.34ctです。

このルビーの品質判定のクオリティスケール
美しさでは「A」輝きがあり美しいもの、そして色の濃淡は「#4」です。品質を3つのゾーンに分けた場合は、ジュエリークオリティ(高品質)です。この結晶の内側を顕微鏡で拡大したインクルージョンの写真をご覧いただけると思いますが、ルビーの結晶の中にまた別の結晶を観察することができます。パルガサイトかも知れません。モゴック鉱山産のルビーにもよく見られるインクルージョンです。ヒマラヤ山脈の麓にあるナヤン村の地下40㎞で、今から2000万年前に結晶したとされるルビーは、ユーラシア大陸と衝突したプレートが、地球の奥深くへと沈み込んでいく側にあったハズなのに、ルビーが結晶した後、どうやって地表まで上がって来たのか?諸説はありますが、世界に数か所、接触変成岩起源のルビーが採掘されるクランク状に地層が歪んでいる場所があります。その場所、地域でしか採掘されないルビーであるということも、ミャンマー産(ナヤン、モゴック)ルビーが貴重であると言われている理由の一つです。大自然からの贈り物としか言いようがありません。

ルビーの内包物

天然ルビーは、自然の恵みであり唯一無二の個性を持っています。それぞれの結晶の中に内包されるインクルージョンはそのルビーの個性を表します。またこのインクルージョンは、原産地、処理の有無を判定する際の重要な手がかりとなります。

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